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銀針六安
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マカオのスーパーで中身も見ずに買ってきた

銀針六安
半斤(300g) 12.5MOP(125円)。

六安(黒茶)で銀針とはどういうことなのか?!

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・・・ん?!

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・・・んん?

六安らしき黒いお茶っ葉とまだ緑のお茶っ葉(烏龍?)
・・・と、ぷちぷち(笑)

茶葉は、茎とか粉砕された葉っぱが多いものの、
光沢もあるし、意外にも美味しそう。
ぷちぷちは、とっても小さなお花です。
どうやら米蘭とか樹蘭とか言われるお花らしいです。

でも、お茶はお花の香りはしなくて、ほうじ茶みたいな。
味も、ほうじ茶みたい。
香ばしくて、さっぱりしていて、クセもなく、
しかも2〜3煎しか出ないので、お食事中やお休み前に最適。

意外と気に入った〜♪
(安いし。)

で、いろいろ見たり、聞いたりして、このお茶は香港あたりでは
六安にお花を混ぜた「香六安」と呼ばれているものであろうということが判明。

ところで、私には、そもそも六安というお茶そのものが謎なのですよ。
香港関係の方々にはお馴染みらしいのだけれど。

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初めて出会ったのは、日本で。
香港の茶荘で働くIさんのお茶会でした。
竹の皮に包まれて、竹籠に入れられて熟成されたお茶で、
安徽省の六安産ということなのですが。

数年前、上海の祁門紅茶店で祁門産のお茶だと勧められた「安茶」にそっくり。
祁門紅茶の産地、祁門も安徽省なので、同じもの?
でも、六安茶の産地とされる六安と祁門って、結構離れてるけど・・・

同じような形でメジャーなものに広西省の六堡茶というのがあるのですが、
六安も安茶もこれより一回り小さいもの。

いろいろ調べるのだけれど、このお茶、どっちも本に出てこない。
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この大辞典にさえ・・・。
謎。

あまりに本に出てこないので、中国版Google「百度」してみたりするけれど、
情報ソースが1つじゃ心許ない。

・・・と、思ってたら、なんの解決にもならないのだけど、
ほとんど同じように謎に巻かれている方、発見。

→ asahi.comの「鳴小小一碗茶」

日本の中国茶界でかなり有名な方なので、
なんか、諦めついたわ(笑)

ところで、私の買ってきた銀針六安。
産毛のついた芽も入ってないし、
一体どのあたりが、銀針なのか・・・?
by paocha08 | 2012-07-01 23:07 | 黒茶・プーアル茶