2013年 08月 31日
茶腹な上海2013 〜お茶市場雑感〜
8月も今日で終わり。
あっという間です。 秋の気配が見えてきたけれど、超残暑。 空が高くなった分、日差しが強くて、刺さるように暑い感じがします。 うかうかしていて、上海から1ヶ月が経ちそうな感じになってきたので、 慌てて、上海記録。 お茶市場を回った感想を。 いつものお店で、老板娘が言うに 「今流行ってるのは、紅茶と大紅袍。 あと普洱の生茶。でも、ものすごい値上がり。熟茶はもう誰も飲まないよ」 紅茶ブームは、意外と持続してますね(笑 いろんな紅茶が出たり、復活をかけたりしたけれど、 今回、お店をいろいろ覗いて目立つのは、 金駿眉、銀駿眉、正山小種・・・ それに大紅袍も流行ってるとなると、要するに武夷山ブームか、武夷山、大キャンペーン。 岩茶屋さんに寄ったら、常連さんが、 「そこらへんのお店の岩茶は、みーんな、大紅袍。」 と言うぐらい、岩茶が流行ってるのではなくて、なぜか大紅袍ブーム。 お店の子が、石乳を淹れながら、 「じゃ、これは、清香の大紅袍って言われるね!」 と笑ってました。 なんで、大紅袍ブーム?! 普洱は、再び投資なのか、自分が熟成して飲むのがブームなのか、 流通の都合なのか、どうやら餅茶が主流のようで、散茶がめっきり減った感じがしました。 お店の前を通るだけで、相当甘い香りがしてくる普洱茶屋さんもあって、 とっても気になったけれど、時間切れ。 普洱茶屋さんと言えば、天井まで崩れそうに積み上げられたお茶に埋もれて、 店番のおっさんが本読んでたり、タバコ吸ってたりが定番だった(!)けれど、 ずいぶんオシャレで整頓された店内で、 スラリとした、きれいな女の子が店番しているお店が増えました。 「営業時間 午後1時〜6時。」 普洱茶屋らしさ満点(笑 増えたと言えば、台湾系のお店と黒茶のお店。 黒茶は、日本にいると一応、ブームだと聞くのだけれど、 どのお店も、ぱっと見、お客さんいないんですよねぇ、、、、 季節的なものもあるのかもしれないけれど。 台湾系は、茶器だけでなく、茶葉店がとても増えている感じがしました。 九星の市場では、台湾の臻味茶苑のお茶ばかりを扱うお店があって、驚きました。 お値段聞かなかったけれど、ほんの1ヶ月半前に行った台北の迪化街のお店より、 品揃えがよかったですよ。 なんで? それから、鉄瓶と横手の急須は、取り扱うお店が増える一方ですね。 いや、台湾系のお店が増えてるだけなのかもしれないけれど。 お茶市場の中に、お座敷。 ここでお茶飲ませてくれるのでしょうか。
by paocha08
| 2013-08-31 21:50
| 茶腹旅
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