お茶摘みました
上海では桜もすでに終わりかけ、葉っぱがものすごい勢いで出てきてます。

中国ではもうすぐ清明節(4月5日)です。
行事としては、日本のお彼岸にあたるのか、お墓参りに行く日になっています。
あとなぜか草餅色をしたお団子を食べます。
その名も青団。
でも、お餅でもなければ白玉でもなくて、もっとつるんとしていて、草餅の味がするかと思えば・・・ん?わかりません(爆)伝統的には草餅なんだと思うのですが、現在スーパーで売られているモノは味なし、香りなし、鮮やかな色つき・・・(恐)

お茶関係者にとって、春、特にこの清明節は重要な意味を持ちます。
緑茶の新茶シーズンであるこの時期、この清明節前に摘まれた緑茶が中でも最高級だとされ高値で取引されるのです。その理由は冬に養分をしっかり蓄えた上質な新芽が多く含まれ、生産量も少ないためでしょうね。

そして、この清明節を境に本格的な春到来で芽も次々に成長して、
それに合わせて茶畑も工場も、そして市場も大忙しの新茶シーズンを迎えます。

そんな中、私、初めてお茶摘みに参加し、お茶工場を見学してきました。
摘みに行ったのは緑茶の一つ「碧螺春」。
名前からして春らしいお茶です。

場所は太湖と言って上海蟹の産地として有名な太湖に面した洞庭山東山。
上海からは車で2時間弱の距離です。

到着した茶畑はこちら。

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・・・茶?

実はこの碧螺春というお茶、果物の木の下に植えられることが特徴の一つで、
ここでは枇杷の木と一緒に自然な感じで植えられていました。
なので、なんだかタダの・・・雑木林?!
手前の低い木がお茶の木です。

一列に剪定された畝が続く日本の茶畑しか見たことのない私にはかなり新鮮。でも、畝ではないということは、摘む作業もさらに手間がかかるということで・・・
さすが中国。

さてさて、お茶を摘みましょう〜
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こちらが碧螺春の芽です。
碧螺春は若い芽がたくさん入っていて、上質の芽が多いほどよいお茶とされています。なので、下の方の大きな成熟した葉っぱは摘み取らず、ひたすら上の方の芽と1〜2枚の小さな葉っぱを一緒に摘むのみ。

私が摘んだ茶葉はこちら。
なんだか可愛い!と思っちゃうのはお茶ヲタだから?

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さて、摘まれたお茶は工場内に運ばれ

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ひーっ。
手摘みのお茶をさらに手で選別・・・
芽や葉の成長具合、キズなどにより3種類に分類するのですよ。

で、数段階の工程を経て
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こちら完成品。
若い芽と葉で作られるお茶ですので、真っ白な産毛がたくさんあるのも特徴です。

そして、グラスで頂きます。
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柔らかくて爽やかで、甘味のある緑茶でした。
もちろんお値段もかなりのものでしたが、記念の意味も込めて少しだけ購入。
私にとっては記録的に高価なお茶でございました・・・

緑茶の種類、飲み方、そして本日は省略した製茶の様子は、
また追ってご紹介しますね。
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by paocha08 | 2008-04-02 23:31 | 緑茶