続・月餅話
自分のブログを開いたら、トップ(↑)のタイトル横に
いきなり「帰国」印が押されていて、強制送還っぷりに
驚き笑いしましたシャンユエンです。

デザイナーさん、粋な計らい、ありがとうございました。

そうそう、このページ、インターネットスクラップマガジン「カム!」の
一記事としてアップしてるので、チャイナでステキなタイトルデザインは
プロのデザイナーさんがしてくださったのですよ。

さてさて、先日の十五夜、皆様は無事、お月見できましたか。
「あー、出てる出てる〜♪」とベランダからチラ見して
2時間後、土砂降りの雨で驚きました。

月餅話、まだ話し足りないので、今日もしつこく月餅の話(笑)

中国の月餅、種類がいろいろあります。
まずは大きく分けて広東式と蘇州式。
日本でお馴染みの月餅は広東式です。
蘇州式は皮が白っぽいパイ生地状。

中身ですが、あんこも小豆、かぼちゃ、緑豆を始め、お肉なども
パイ生地状の肉月餅、熱々は肉汁したたる感じで、結構いけますけど他は・・・
パイ生地と言っても、サクサクとかしっとりではなく、もそもそでポロポロ(笑)

中国の餡は甘さとっても控えめです。
だけど、どの餡にもラードが混ぜ込んであるので、
どっしり目で日本人は撃沈することが多い・・・

そんな中、私に衝撃だったのが、
小豆餡の月餅の餡の真ん中に埋め込まれている黄色い物体。
高級なものほど、確率高いのですが、これがなんと

塩漬け卵黄

衝撃・・・(泣)
だって、甘いあんこの中に、いきなりしょっぱくて、もそもそした卵黄ですから!!
でも、中国人的には「小豆餡にはこれ!」ってくらい、これがないともの足りないらしい。

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それから、これはいつものお茶屋さんにもらった月餅。
どうやらお店の子たちの出身地(福建)独特の月餅のよう。
直径13cm、厚さ2cmのパイ生地の中身は

ナッツ系と思われる餡に、各種ナッツ(くるみ、ピーナツなど)、
ごま、ネギ、干しエビ・・・

もちろん甘い月餅です。
予想外にマズイ!!とは言い切れない、なにか絶妙な合わせ技で仕込まれていて
味云々以前になぜか感心してしまう一品。
もちろん、一切れで十分ですけど(爆)

この月餅の包み紙、写真が悪いのでよく見えないかもしれませんが、
天女のような女性が描かれています。

これは嫦娥(じょうが)という女性。

昔、10個の太陽が大地を照らし、燃えるように暑く、作物も育たないので、困っていたところ、弓の名手が9個の太陽を打ち落とし、皇帝から感謝のしるしに不老不死の薬をもらいました。
その薬は大事にしまっていたのですが、ある日、その存在を知った男が
家に押し入り、盗もうとしました。
そこで、妻の嫦娥(じょうが)が薬を盗まれまいと、自分で飲んでしまったのです。
すると彼女のからだは瞬く間に軽くなり、浮かび上がって、天に昇り、
月にたどり着いたと言います。そして、そこで永遠の命となるのです。

留守だった弓の名手の夫は、月を見ては嘆き悲しみ
一方の嫦娥は、月から地上を見て、寂しい思いをしながら
ひとりぼっちで暮らすのでした。

中秋は嫦娥が月に昇った日。
彼女の美しさで一際明るくきれいな月だったと言われています。

ただし、これには諸説あって、嫦娥が悪女だったバージョンもありますし、
地方によって、ちょっとずつ話が違ったりするかもしれません。
私も記憶で書いたので、もし細部が違ってたら、ごめんなさい。

さてさて、美女の嫦娥(じょうが)にちなんで、今日のお茶は

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東方美人

お茶そのものの名前の由来と嫦娥(じょうが)のお話は
全然関係ないんですけどね。
美人つながりってことで。

このお茶、台湾産の烏龍茶なのですが、烏龍茶の中でも
発酵度が最も高く、70%くらいと言われています。
なので、お味は、さっぱりとした紅茶のよう。
ほんのりと甘みがあって、香りもよい、上品なお茶です。

このお茶、面白いお茶なので、お茶に関する詳しい話はまた今度。
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by paocha08 | 2008-09-20 00:19 | 青茶