熟したお茶、生のお茶
さてさて、今日は普洱茶について、その2。

普洱茶は後発酵のお茶です。
100%発酵を意味する「全発酵」とはちょっと違います。
だから、出荷の時点で100%発酵してるとは限りませんよ。
製造して、寝かせて・・・寝かせることで発酵が進んでいくんです。
だから後発酵。

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これ、私が今日飲んだ普洱茶です。
日本では一般的に真っ黒な普洱茶が流通しているので、
大抵の方は、え?って言われます。
私も、言いました。

実は、普洱茶には、大きく分けて2種類の全く違うお茶があります。

熟茶と生茶。

日本で一般的に流通しているものは熟茶。真っ黒なお茶です。
生茶は緑~黄色っぽいお茶。写真のお茶です。
あまりの違いに愕然としますね。

これにはプーアル茶の製法が大きく関わってます。
もともと古くから作られているプーアル茶はこちらの生茶。

保存したり、長い距離を運んだりしているうちに、自然に少しずつ発酵が進み、
いつの頃か、発酵の進んだものがまろやかで美味しいと珍重されるようになりました。
しかも、20年、30年と経ったのが美味しいと。

でも作るのに時間かかりすぎでしょ!
ということで、考え出されたのが黒い普洱茶「熟茶」の作り方です。

製茶の終わった茶葉に人為的に菌をつけ、
気温と湿度のコントロールされた倉庫で寝かせます。
そうすると微生物によって発酵が進んで、
半年〜数年で生茶20~30年後の味が完成!

これなら大量に作れますね。

この作り方が考え出されたのは1970年代。
だから、熟茶はどれだけ古くても30年ものです。

もちろんどちらのお茶も作ったその年から飲めますよ。

でも、この作り方の違いで、お茶の見かけも、味も、香りも
そして、効能も全然違うんです。

生茶はどちらかというと見かけも味も緑茶に近い感じ。
カラダを冷やす働きがあります。
熟茶は、皆様ご存じの、紅〜黒の湯色で、少し古い家のようなにおいがします。
効能といえば、生茶と逆でカラダを温めてくれるそう。


どっちがヤセルか?

どっちでしょうか・・・・私も知りたい。
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by paocha08 | 2008-11-16 23:37 | 黒茶・プーアル茶