2009年 02月 13日
キャンディーなお茶
もうすぐバレンタインですね。
あちこちで特設売り場が開設されていて、すごい人です。 おっ、こんなに盛り上がるもんなんだー と、3年ぶりに見る日本のバレンタインに感心したりして。 さてさて、今日は甘いお茶を紹介します。 お茶にも図鑑のような本があります。 開くと、乾燥した茶葉の状態、茶湯、そして、茶殻の写真が載っていて、 産地、味、香りについて多少の解説が書いてあります。 そんな本を眺めていたら、ある日、 「キャンディーの香りがする」と書いてあるお茶が。 いやいや、ミルクの香りがすると書いてあって、 ん?これ?そう?と思ったこともあるし、香りの例えなんて、どうせその程度 ・・・と思いつつも気になるじゃないですか。 でも、そのお茶、今まで見かけたこともないし、 生産量も少なそうだから、ないかも、ってあきらめてました。 そしたら、お友達のemilinちゃんが北京で飲んだって言うじゃない! しかも、キャンディーの香りだって!! そりゃもう、飲んでみたいでしょ。 探すでしょ! ということで、お茶市場へ〜 俄然気合を入れて、行ったのに、時々行ってた紅茶専門店であっさり発見。 へぇ、、、 それがこちら。 四川紅芽。 見た感じかなりの極上品で、発見したときは「これだ!」と思いました。 乾燥した茶葉の状態でもとても甘い、まさしくキャンディーの香り。 黄金糖っていう飴、ご存知ですか?べっこう飴というか、 お菓子作りの途中にキッチンに広がる甘い香りというのか。 とにかくそんな香りで、甘い物好きにはたまらなく幸せな香りがします。 このお茶は名前の通り、四川省で作られている紅茶で、その香りが一番の特徴です。 そして、この金色に輝く芽とその産毛。 あまりの産毛の多さに、数煎入れると、茶漉しが詰まりますけど(爆)。 その甘い香りはもちろん天然もの。 一体どうしてそんな香りになるのか・・・かなり不思議です。
by paocha08
| 2009-02-13 00:41
| 紅茶
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