カテゴリ:茶具( 34 )
オチをつける
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上海で買った茶巾。
なかなかよい感じに「陸羽」の絵が押されたもので、
柔らかい皮のような感触。

これで、茶壷拭いたらいいだろうな、と思って買ったのですが、
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なぜ?なぜだ?!
ニコちゃんマーク・・・(笑)
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by paocha08 | 2011-10-20 22:47 | 茶具
初めての常滑焼
お暑うございます。
関東の皆様は明日の午後までのご辛抱。
その後は雨で猛暑も一段落だそうですので。

さて、今日は急須の話。
中国茶と言えば宜興の紫砂壷(急須)。
宜興で採れる「紫砂」という独特の土で作るのが特徴で、
入れれば入れるほど、お茶が美味しく入り、
茶壷も味わいのある姿になるという、ロマンあるお道具。

ところで、日本には中国茶に使えそうな急須はないのかね?

と思うこと、数年。

結局、宜興の紫砂壷というのは、やはり独特で、それに代わるものは
どうやら存在しないらしい、ということはわかったのだけれど。

急須で有名な常滑焼というのは、鉄分が多く含まれていて(紫砂も鉄分が多いらしい)、
その昔(江戸時代?)、宜興の職人さんが急須作りの技を指導したと言う話。
・・・それで、急に、常滑焼に興味津々のシャンユエン。

でも、常滑って、ザ・日本のお茶の間急須!という形のものがほとんどで、
なかなかお手頃で可愛らしいものがないのですね・・・(がんばって〜)

この間、京都に遊びに行くにあたって、
いろいろとお茶屋さんのHPを見ていたら、
あったのですよ。

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くろまる急須 1890円
近寄ってみると、あまり繊細さはないのだけれど、
お手頃価格だし、お煎茶二人分をおいしく入れるというコンセプトがいいし、
そもそも、180ccという小ささは貴重だし、ということで、即購入しました。

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お安いので、もちろんステンレスの茶漉だけど、
瓢箪の小細工が効いてます(見えますかね?)。

これで中国茶は淹れていないのだけれど、
薄さと蓋のぴったり感、こすれるときの高い音が
少し紫砂壷を思わせる作りです。

ところで、注ぎ口の先についている白いの、
そのまま使うものだと思ってたけれど、
今、説明書見たら、

「輸送中の破損を防ぐためのものですので、取り外してご使用ください」

って・・・おーっ、ごめんよ、ダサイ姿で載せて。


ちなみにくろまる急須は、
宇治の伊藤久右衛門オリジナルです。
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by paocha08 | 2011-08-18 23:58 | 茶具
香港茶具文物館
香港の地図を見ていたら、

「香港茶具文物館」

なるものがあったので、行ってみました。
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香港らしい高層ビルの谷間にある香港公園。
最近の女子旅用ガイドブックには、
香港で一番「気」の集まるパワースポットとして紹介されています。

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その公園の一角にある1840年代の西洋建築。
元イギリス軍総司令官邸だそうです。

この中が茶具文物館で、隣には茶館も併設されています。
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さて、茶具文物館は・・・

撮影禁止なので、写真はありませんが、
お茶の歴史を紹介したパネルや茶器が一通り広々と展示されています。

うーん、あのまとめ方、どことなく、大陸のニオイを感じる
ということで、無理して出かけるスポットではないかと。

香港だから、植民地時代の西洋と東洋が融合したような茶器とか
お金持ちがオーダーメイドした豪華絢爛な茶器とか、
いろいろ期待したのですが。

飲茶が盛んで、お茶を飲む習慣が市民に根付いている香港。
実は、他にもお茶関係の書籍を期待していたのですが、
いくつ本屋さんを回っても、品揃えがかなり貧弱。
ようやく見つけても、大半は台湾のものだったり。

うーん、香港の茶文化、市民に根付き過ぎていて、
まだ体系的に整理したり、普及運動したりする段階には入ってない?


茶具文物館の詳細はこちら→香港ナビ
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by paocha08 | 2011-07-03 14:43 | 茶具
どこかで見た顔
軽いサイクリングがてら、博物館へ。
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常設展の他にやっていた展示は古い珈琲店の店主さんのコレクション。
世界を巡り歩いて集めた珈琲器具、そして、未開封のコーヒー粉(!)まで。

その中に我が家と同じ、
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ひどい顔が(笑)
別に3Dではありません。
微妙なズレ加減だけど。

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シャンユエン家の場合、長径20cmぐらいの楕円形のお皿の一部ですが、
博物館で展示されていたのは、同じ柄のコーヒーカップとソーサーでした。
絵付けのズレ加減や陶器の古さ加減からして、たぶん同じ年代の同じシリーズかと。

私は、30〜40年前の景徳鎮を中心に扱っている香港のお店「事百機」で、購入。
ガイドブックにも載っているお店ですが、倉庫みたいで、
ちょっと昔の香港好みなのか、大陸ではあまり見かけない派手な絵付けの
景徳鎮がいっぱいで楽しかったです。
塗料の関係で食器には使えないものもある、との情報もありますが。

どれもかなり大雑把な手描きなので、
アップで見るモノじゃないですが、アップで見ると、突っ込み処満載。
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by paocha08 | 2011-06-25 09:34 | 茶具
P(r)ay for Japan !
前から気になってはいたのだけれど、
いろんなことに「今だ!」と後押しされて、買ってしまいました。
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岩手県のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」にて。
銀座のはずれにあるのですが、噂通り、大盛況でした。

1〜2年前から、台湾・香港・そして大陸でも注目されている南部鉄瓶。
普洱茶との相性がとてもよいそうで。
お茶市場などでもよく見かけるようになりました。
昨年の上海万博でも、展示して、売り込みも勢いを増すばかり。
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気になるでしょ、日本人として。
日本の伝統工芸の良さを知らずにいていいものか、とか
そうは言っても、どのくらい違うものなのか、とか。

GW最終日の昨日は、コトコトとお湯を沸かして、
この鉄瓶ちゃんの下準備をして過ごしました。

ちょっと普洱淹れてみたけど、なんかスゴイ予感。
レポートは、また追々。


それにしても、GW、このお買い物を含めて、
かなり使いました・・・

我が家では

Pay for Japan !

プロジェクト推進中デス(爆)
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by paocha08 | 2011-05-09 23:43 | 茶具
はじめての茶席づくり
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昨年からちょいちょい参加させて頂いている会があります。

「現代茶席研究会」

Tea waveさん主催の会です。
Tea waveさんのブログの作りからも、会の名前からも敷居が高い感じなのですが、
無所属茶芸師の私、面識もなかったのに、入れて頂いております。

さて、その研究会、今回のテーマは「中国茶とうつわの可能性」。
テーマもやっぱり敷居が高い・・・(笑)

中国茶は初めての陶芸作家さんがイメージを膨らませて茶器を創作。
それを使って、参加者の皆さんがお茶席を作る、お茶を入れる、楽しむという試み。

こういう試みそのものもが日本の中国茶界で初かもしれないのですが、
私にとっては、そもそもお茶席づくりが初めてだったので、
敷居の高さとは裏腹に、かなり楽しく参加させて頂きました。

チームで作ったお茶席は、試行錯誤の末、こうなって、ああなりました(笑)

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ちょっとポジションを変えるだけ、色を交換するだけで、
がらりと印象が変わる茶席。
少しのアイテムでこれだけ変わるのか、とちょっと驚き。

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うつわはレースをあしらったモダンなもの。
蓋碗の頭のポッチはお寺によくある玉ねぎ型のもの(「擬宝珠」というらしい・・・)がモチーフでしょうか。レースもいろんな角度から見ていると、イスラムとか、どこか西アジアに通じるものを感じます。
それでいて、端正な形は、モダンな洋食器のようですし、
材質も、陶器のようで磁器のような、中性的な風合い。
洋食器として、洋食の席にも合いそうなうつわでした。

このうつわから、中国茶とうつわの可能性どころか、
食卓の可能性まで追求できそうです。
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by paocha08 | 2011-02-23 22:50 | 茶具
そろそろ虎じまい
12月は仕事が忙しく、
年末年始は旅行で留守にして・・・

大掃除(普通の掃除も・・・)はもちろん、新年の準備もせず
2011年を迎えたシャンユエン家。

お正月旅行で戻ってきた後も、12月のツケで
発熱してみたりして、本調子に戻らなかったのを理由に
気がつけば、そのまま1月終了〜
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壁に、虎かかってますけど・・・

お茶道具周りに飾っていた虎たち、さすがに中国も新年を迎えることですし、
そろそろ片付けましょうかね、、、

その前に虎狩りの成果をば。
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ほとんど友人emilinちゃんに協力してもらい
、、、というか頼って集めてもらった虎。
(emilin、謝謝!)

だって、日本は、新年を迎える前にすでに虎完売だったんだもの。
日本の季節商品、前倒し過ぎるわ・・・。
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入手し損ねたと思った虎のお懐紙は、夏を過ぎた頃、
お茶箱の奥底から発見されました。
12年モノ・・・(笑)
しかも、そのなんというか、情けない顔。
決して12年間忘れ去られていたからではあるまい。


さて、日付が変わってしまいましたので、本日2月2日は大晦日。
今年の旧正月は2月3日で、節分と重なりましたね。

みなさま、卯年が幸多き年でありますように!
新年快楽!!
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by paocha08 | 2011-02-02 00:34 | 茶具
世界が恋した宜興
なぜか更新ラッシュ。

先日のお茶会サントリー美術館内のお茶室で開かれたのですが、
お茶券には美術館の入館券がついていました。

サントリー美術館は、ただいまマイセン磁器の300年という展覧会開催中です。

おいしいお茶を頂いたあとは、美しい磁器を見学。
展示の一番最初は、なんと、宜興の紫砂の壷(瓶?)を真似したもの。
1715年の作品だそうです。

おおーっ。

マイセンは有田焼きの影響を受けているものだとばかり思っていたけれど、
宜興の影響も受けてたんですね。

ちょうどその頃、日本で始まったお煎茶。
お煎茶の世界でも、宜興の紫砂壷は貴重で羨望の的だったよう。
中国茶界で、緑茶を紫砂壷で淹れると言ったら、驚かれそうだけど・・・。
現在のお煎茶の本でも、宜興の紫砂壷やその他の中国の朱泥の茶壷が紹介されています。
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さて、マイセンですが、他には、景徳鎮かと思うような
かなりシノワズリな絵付けのものがたくさん。

なにより!
ブルーオニオンが、実は中国の陶器に描かれた
桃、竹、芍薬、ザクロなどをモチーフにして生まれたものだったとは!

ザクロを知らなかったドイツ人が、これは、オニオンだ・・・
ということにして(笑)生まれたブルーオニオン。

陶磁器に全く疎い私、とっても勉強になりました。

その昔、世界が憧れた紫砂壷。
何気なく使っていたけれど、ちょっと尊敬の眼差しで。
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by paocha08 | 2011-01-13 22:50 | 茶具
遅れてかぼちゃ
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気がつけば11月。
わが家のカレンダー2ヶ月1枚なので、めくったら、ラスト1枚・・・(悲)

ハロウィーンも終わっちゃいました。
まさか・・・翌日からクリスマス色じゃ?と思って
お買い物に行ったけど、さすがに1夜にして、カボチャからサンタには化けてませんでした。

でも、我が街の駅前は先週あたりからクリスマスを彷彿とさせるイルミネーションが始まり、
とある大型店では、昨日さっそくクリスマスツリーが設置されて、点灯されたよう。
今日は各地でイルミネーションやツリーの点灯式が企画されてますねー。

ということで、遅ればせながら、わが家のかぼちゃ。
茶玩具と言われる飾りです。
カボチャとてんとう虫。
カボチャとてんとう虫というのはよく見かけるパターンなので
なにか意味があるのかもしれませんが、てんとう虫の意味がよくわかりません。

ちなみにてんとう虫は中国語で「瓢虫」。
日本語と同じらしい・・・というか日本語で「瓢虫」と書くことを
先ほど初めて知りました。

ここ(→☆)でも難読語扱いになってるから、ま、いいか。

かぼちゃの奥に写っているお茶は、トルコのエルマチャイ。
エルマ=りんご、チャイ=お茶、で、リンゴ茶。

日本人的に「チャイ」と聞くと、スパイスの入ったミルクティーをイメージしますが
ただ単に現地語で”Tea”の意味ですので、牛乳は入っていません。

トルコのエルマチャイは、乾燥リンゴをお湯で煮出し、
お砂糖をたっぷり入れたもの。
紅茶をブレンドすることが多いようです。

風邪っぴきシャンユエンにぴったりなお茶でした〜
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by paocha08 | 2010-11-03 09:51 | 茶具
でもやっぱり紫砂
青磁ブームが来ている中、紫砂はブームが去ったかと言うと
そうではなく、しっかり定着して、
定番アイテムに変わった感じがします。
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数年前のお茶市場。
茶葉店での試飲と言えば、もっともシンプルでお安い白い蓋碗に白い小さな茶杯。
それが欠けてたりするのも当たり前でした。

茶器の選択肢が少なかったこと、
器を楽しむ習慣や余裕がなかったこと

・・・いろんなことが関係していると思うけれど、
ここ1〜2年で、茶器を楽しむ余裕が出てきたのは確かのよう。

どこのお店でも紫砂の茶壷を数個は持っていて、
店員さんが楽しそうに育てているし、
出される茶杯もきれいなものが多くなってきました。

「これ、いいね、どこで売ってるの?」
「友達がデザインしたんだー」

なんて答えまで。
マスコミが報道する中国の経済成長には疑問もあるけれど、
ここ上海のお茶市場だけに限れば、
彼らに余裕が増えてきたことは確かだと思えます。

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で、紫砂。

紫砂壷というのは、お茶を淹れる人数によって、大きさを使い分けるのですが、
2年前は、鑑賞用なのか、普洱茶用なのか、やたらと大きく、
日本の急須ぐらいのものがたくさん流通していました。
今回は、そのブームが去ったのか、標準的なサイズ4人用か6人用ぐらいの
サイズのものが充実していました。

紫砂と言えば、その原料の紫砂泥が2005年に原料枯渇の危機で
採掘禁止になり、その後は、採掘済みの原料を使って作っている
というのがよく聞く話でしたが、今回は

「80年代の原料だ」

という台詞が。
昔作った作品を壊して原料にしている、という説明が流行中。
真偽のほどがわからないので、「流行中」ということにしておきます(笑)

ちなみに80年代というのは、台湾や香港で紫砂壷ブームが起きた時期だそう。
ブームが起きれば、需要にトコトン合わせて、トコトン作ってしまう人たち、
そして、ブームに便乗して一儲けしようとする人たちが出るのは当たり前で。
かなりの資源が消費されたこと、
そして、ニセモノや混ぜモノが出回ったことも確かだと思います。
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とかなんとか言っても、やっぱり中国茶にはビジュアル的に
紫砂壷が似合うので、今回ももちろんお買い上げ。
いいのですよ、紫砂壷風でも。
だって、メロンも夕張メロンじゃなくてもいいわけだから。
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by paocha08 | 2010-08-08 11:52 | 茶具