カテゴリ:茶具( 34 )
蓋碗さえあれば
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先日、ジャスミン茶を入れるのに登場した蓋付きの茶器、蓋碗。
自宅で中国茶を簡単に、でもちょっと雰囲気出して楽しみたい、という方には
初めての中国茶道具として、これ、オススメです。

中国茶らしい道具であるだけでなく、デザインも様々で可愛いし
お茶を入れて、そのまま飲んでもいいし
急須としても使えて
それに茶葉を選ばずどんな茶葉にも使えるから

急須として使うときは、蓋を少しだけずらして、
注げば茶葉は出てきません。

ちょっと熱いので、持ち方に慣れるまでは我慢ですが(笑)

こちら私のお気に入り蓋碗。
可愛いので、まだ道具としては使ったことがありませんけど・・・

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開けると中にも金魚。
蓋のてっぺんには「福」の文字。
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さてさて、オリンピックもそろそろ半分でしょうか。
暑い北京、できるだけ暑さをしのごうと、前半は室内競技を中心に
屋外競技は後半にもってきたという噂です。

もうメディアでもお馴染みになりました
中国語のがんばれ「加油!」(ジャーヨー)。
中国語を初めて勉強したとき、小さな驚きでした。

「油を加えろ!」

さすが、食の国、中国・・・

でも、この場合の油は、ガソリンのことらしいです。
ガソリンスタンドは中国語で「加油站(駅)」。

ちなみに、野球は「棒球」、バドミントンは「羽毛球」、サッカーは「足球」。
見ただけで納得の漢字ですね。

水泳は「游泳(遊泳)」で、平泳ぎは「蛙泳」。
よって、金メダリストの北島選手は「蛙王」・・・なんだかなぁ(笑)
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by paocha08 | 2008-08-15 13:24 | 茶具
ぶんぶく茶壷
中国茶の道具の一つに紫砂壷と呼ばれる急須があることをご紹介しました。
この急須、実は育つんです。

大きくはなりませんよ、焼き物だから。
でも、育てれば育てるだけ、美味しいお茶を煎れられるようになる。
そして、本人(?)は美しくなると言われています。

紫砂と呼ばれる土で作られたこの急須、表面に無数の穴が空いており、
その穴によって、お茶のアクが吸収され、長く繰り返し使うことにより、染みこんだ香り、お茶の旨みが、新たに煎れるお茶を豊かにすると言われています。
よく育てられた急須はお湯を煎れるだけで、お茶の香りが立ち上ると。
そして、急須自体はお茶の成分により、つやが出て美しくなると。
(茶渋ではありませんよ・笑)

中国ではこれを「養壷」と言います。
茶壷(急須)を育てるという意味です。

そんな紫砂壷、下ろすときには、きちんとした手順があります。
土鍋みたいですね。
本日はその手順の一つ、私のお茶の先生推奨の方法をご紹介。

まずは豆腐を用意します。
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市場にて約30円。
このお豆腐を茶壷に詰めて・・・
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お鍋で煮ること1時間。
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汚っ!
その表面に無数に空いているという穴に詰まっていた余分な砂などらしいですが。
これで、穴は空っぽに・・・なったはず。

次にその穴に旨みと香りを行き渡らせます。
今日は広東省の烏龍茶で煮てみました。
茶葉(お茶パック内)とお水と急須を入れて、これまた1時間、コトコトと。
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できあがり!

先生の話では、お豆腐で煮た後、氷砂糖で煮るということだったのだけど、
個人的には、それどうなのー?と思って、そこはスキップ。
一般的に言われている壷のおろし方は、お豆腐も使わず、茶葉で煮るだけです。

このあとは、ひたすらお茶を煎れるのみ。
それぞれの急須で決まった種類のお茶を煎れ続けるのですよ。
そして、白湯でもお茶になるという魔法の茶壷を育てるの。

立派に育て!茶壷!
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by paocha08 | 2008-07-06 12:43 | 茶具
茶壷
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中国語で急須は茶壷(チャフー)。
陶器、磁器、ガラスと様々なものがありますが、
中でも特徴的なのはこの紫砂(しさ)壷。
宜興(ぎこう)という街で採れる「紫砂泥」という土を使って焼かれたものです。

この紫砂、天然で焼き上がりには5色の色が存在すると言われており、
そこにデザインが加わって、実に様々な急須が生み出されています。

ここに典型的なものをご紹介。

標準
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石瓢
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西施(=中国古代の四大美女)
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如意
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他にもたくさんの茶壷がありますが、
私は西施のころころとした形が可愛くて好きです。

・・・と思ったら、これ、おっぱいの形だとか(・O・;
うーん、中国茶は男の道楽だったのでしょうかねぇ。
(※諸説あります)

ま、それはともかく。

こういった茶壷。
工場生産のものから、作家による1点ものまで、質、価格は様々。
しかも、もともと産地限定の紫砂泥。
近年では紫砂泥の新たな採取が禁止されたという話もあり、
本物はますます価格高騰、入手は困難に違いありません。

ということで、ここはやっぱりニ○モノ天国、中国!

情報も品物も交錯して、どれがどこまでホントなのか、わかりませんが、
お茶好きとしては、可愛くて、使いやすくて、お茶がうまく入ればいいわけで。
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by paocha08 | 2008-07-03 23:37 | 茶具
お茶を聞く
聞茶というペットボトルのお茶がありましたね。

「聞く?」

ま、よくわからないけど、心を落ち着け、静かに、
香りや味をゆっくり楽しめそうな名前だ、と当時思いました。

中国語で「聞」は「嗅ぐ」という意味があります。
香りを嗅ぐことを「聞香」と言います。
中国茶を頂くときの作法でも出てきます。
とくに台湾式の烏龍茶の入れ方では、香りを楽しむため専用の茶杯が存在します。
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中国茶と言えば!の茶器で、絵になるからあちこちの写真で見たことがあるのでは?
見たことなーい、という方、これでどうしょうか?
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左がお茶を飲むための品茗杯、右が香りを楽しむための聞香杯と言います。
台湾式の烏龍茶の作法ではこの二つがセット。

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最初にこうして、伏せたまま出されます。
この状態でお茶は筒状の聞香杯の中。
そっと回すようにして取り上げると、中味のお茶は品名杯へ。
熱々の聞香杯は空のまま、鼻に近づけ、そこに移っている香りを楽しみます。
聞香杯が細長いのはこのため。
香りが拡散しないように、立ち上るように、細長いんですね。

この楽しみ方、すべてのお茶でするわけではなく、
台湾の高山烏龍茶や大陸の鉄観音など、青っぽい烏龍茶独特の楽しみ方です。

次回は青っぽい烏龍茶の入れ方、ご紹介しましょうか。
今日はいきなり香りの楽しみ方から入っちゃったからな。

ところで、日本は多くの地域で梅雨入りしましたね。
上海は?

よくわからないですが。

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上海では雨が降ると、自転車の人々が一斉にレインコート着始めます。
赤、青、黄色、緑と色とりどりで、カラフル。
なんかみんなが一斉にこれ着て走ってるの、結構可愛いんですけど。

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ちなみにこのレインコート、前のかごまでスッポリかぶるようになっています。
だから、膝も必然的にかぶるわけで。
荷物も、太ももも濡れない優れもの!

上海駐在員の間では

「大阪なら売れるんちゃうの?」

ともっぱらの噂とか。
どうでしょうか?
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by paocha08 | 2008-06-06 15:45 | 茶具