カテゴリ:青茶( 39 )
春始まる
先週の関東は雪が積もるくらい降って驚きましたが、
そんなの遠い昔のことだったと思うくらい、この週末は暖かく。
そして、今、外では春らしい突風が吹き荒れています。

さて、この中国茶ブログ、千を超えると言われるお茶から
ときにやや強引なこじつけで、季節の話題と共に
1つずつネタにしているわけです。

実際、自分自身がその日その時に飲むお茶も、
そのこじつけで選んだりしているのですけれど。

・・・と前振りして、今日のお茶は先週降った雪つながりです。
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広東省の烏龍茶、鳳凰単枞の「雪春」。
一説ではこの名前、品種じゃなくて、鳳凰単枞で
春のまだ肌寒い時期に採れるお茶の総称という話もあるのですが、
よくわからないので、私の中では「雪春」です(笑
(ご存知の方いらっしゃったら、教えて下さい。)

実は1年前、春めいた頃に雪が降ったらネタにしようと思っていたのに、
全く雪が降らず、1年間の出番待ち。
今年も危うく出し損ねるところでした〜
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by paocha08 | 2010-03-15 22:38 | 青茶
節分も過ぎて
お久しぶりです。こんばんは。
PCのネットワークが急におかしくなって、ブログから遠ざかっておりました。
直ってはいないのですが、原因がほぼ判明し、現在対処療法で使えています。

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新年の装いのまま月も変わり、節分も過ぎてしまいました。
先週、降った雪、子供たちが雪遊びをするには十分でした。
東京の積雪は、2年ぶりだそうで。

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お天気コーナーの解説によると、関東は一番寒い時期よりも、
春めいて来た頃に雪が多いそうです。

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雪つながりで、1年ぶりに登場の「雪迎春」。
広東省の烏龍茶、単枞(たんそう)の冬茶です。

立春前に降った雪、まさに「雪迎春」でしたね、ということで。
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by paocha08 | 2010-02-09 21:06 | 青茶
白鶏冠
3連休も終わって、仕事も生活もようやく普段のペースに戻ってきました。
気がつけば年末年始の混乱で、4週間近くお茶を淹れてなかった!
忙しいときほど、一杯のお茶を丁寧に淹れる時間を持ちたい・・・理想ですけどね。

平常に戻ったところで、今年最初のお茶を。

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白鶏冠。
白っぽい色とふちのギザギザが特徴の岩茶。

四大岩茶の1つですが、味の評価は賛否両論。
しかも感想は千差万別。

生産量、流通量が少なく、
2度ぐらいしか飲んだことがないシャンユエンには謎なお茶。

今回は上海在住のemilinちゃんにお願いして、
昨年、新茶のシーズンに待ち伏せGetしてもらいました。

伝統的製法で作られたというこの白鶏冠、浅い発酵で焙煎の香りもなく、
乾燥した茶葉の状態で黄緑色。
岩茶とは思えない外形で、驚き。
こんなに新芽ばかりの岩茶も初めて見ました。

淹れてみれば、緑茶のような、フローラルな単枞のような。
岩茶なのに、なんだかちょっと春のような。


このお茶を今年初めのお茶に選んだ理由ですか?

貴重なのと・・・ダントツのお値段。
すみません、なんか俗っぽくて。

とにかく、こんな感じで、茶腹生活スタート♪
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by paocha08 | 2010-01-12 22:58 | 青茶
つられて大紅袍
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また、今年もこの時期が来ました。
サントリーが高級烏龍茶ペットボトルを発売する季節。
今年も岩茶、大紅袍が330mL、1260円でオンライン販売されています。

先日に引き続き、今日はサントリーさんの特許から、
そのまま、サントリー式大紅袍のおいしい淹れ方を。

サントリーさんの研究によると、
味と香りのバランスがよい大紅袍を淹れるには
90℃のお湯1Lあたり50gの茶葉で
5分がベストの抽出方法だそうです。

花香と呼ばれる香りは80℃以上で出るそうですが、
95℃以上だと渋みが出るそうなので、
その間の90℃ぐらいが、ちょうどいいとか。

茶葉量は65gにしてみると、ちょっと多すぎて渋いそうで、
1Lあたり50g。

・・・あくまで、サントリーの扱ってる茶葉で、のお話ですが。
ちなみにこの条件で抽出したお茶は商品としては、
やや濃いようで、これを薄めて試飲試験をしています。

この研究結果が今回の高級ペットボトル茶に
実際に採用されているかどうかはわかりませんが、
いずれにしても、サントリーが岩茶の中でも大紅袍に
力を入れていることがよくわかる特許でした。


ちなみに写真は我が家の大紅袍。
純粋大紅袍茶葉ではなく、いくつかの岩茶のブレンドで味を再現したモノです。
サントリーの雰囲気あるコピーと吊り広告見てたら、つい(笑)
久々に淹れました。
秋は岩茶が合いますね。
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by paocha08 | 2009-10-19 19:48 | 青茶
お茶マニアの箱
次にいつこのお店に来られるかわからない
次に来ても、このお茶はないかもしれない
お店だって、ないかも・・・(in Shanghai☆笑)

ということで、試飲したら、ついついちょっと買っちゃう。
しかも、一度で味覚えられないから、そんなに好きじゃなくても
味、覚えるために買っちゃう。

そしたら、在庫が・・・
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こんな。
もちろん、これで一部。

これだけあると、買ってきたけど、開封してないのもいっぱいあるわけで。
好きで買ったお茶でさえね。

で、久々に箱の中をごそごそ、と。
掘り出してきたのがこちら。
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単枞の酔佳人。
いい名前でしょ。
酔っぱらったいい人〜

発酵度の軽い茶葉と重い茶葉を絶妙な加減でブレンドしてあって、
紅茶のようでありつつ、やっぱり烏龍茶の単枞だった、みたいな。
2005年にとある単枞専門の会社が開発して誕生した新しいお茶です。

あらら、こんなに美味しかったかしらん?
なんで今まで飲まなかったんだろ?

この中、他にまだまだあるかもー☆
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by paocha08 | 2009-07-18 09:46 | 青茶
美人
ぼんやりしているうちに今年も半分終わっちゃって、
いつの間にやら七夕ではないですか。
季節にちなんだお茶を紹介しようと思っていてネタもあったのに、
なんか初夏のお茶、すっかり紹介しそびれちゃいました。
また来年だな・・・

さて、七夕の織り姫様にちなんで、今日のお茶は美人です。
虞美人。

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武夷岩茶の一種です。
茶葉が美人で、香りもよいとのことですが。

シャンユエン、評茶も一応習ったので、
茶葉の美人ぶり、多少はわかるはずなのですが、
これ・・・わかんないね。

こういうのを美人と言うんだな、ということで(笑)

実は、このお茶、試飲で特に気に入ったわけでもなければ、
面白いと思ったわけでもなく・・・要は、名前で買いました。ははは。
あ、もちろん普通においしいですよ。

東京は雲の間から星空が見えてます。
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by paocha08 | 2009-07-07 21:14 | 青茶
発酵と焙煎のマジック
台湾に行ってみて、大陸のお茶の種類の多さに改めて気づかされました。
土地も広大で気候も地形も変化に富んでるわけですから、
当然と言えば当然なのですが。
(一体何倍よ・・・土地)

逆に言うと、大陸慣れした目で台湾でお茶を見ると

「数少なっ!」

と思うわけです。

でも、台湾に行ってわかりました。
台湾には台湾の楽しみ方があるみたい。

大陸でお茶屋さんに行って、例えば「もう少し香りのよいものがいい」と言えば、
大抵のお茶屋さんは茶葉の種類を変えます。
別の産地の別のお茶。

でも、台湾のお茶屋さんは違いました。
同じ茶葉で発酵度合いや焙煎の違うものを出してきたり。
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これは大陸ではなかなかお目にかからないやり取り。
そして、発酵と焙煎で全然違うお茶に、
ここでは好きなお茶を伝えることが難しいことを知らされました。

茶葉の種類だけじゃ好きなお茶にたどり着けない
発酵と焙煎は作り手それぞれ
そして、お店のオリジナリティが出るところ

数で勝負の大陸、技で勝負の台湾

そんな感じがしました。

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こちら果香烏龍茶と名付けられた烏龍茶。
なかなか大陸ではお目にかからないタイプのお茶なので買ってみました。
ベースは、高山茶でもなく、普通の烏龍茶(普通ってなんだ・・・?)だそうで、
同じ茶葉で発酵を変えて、5種類くらいの烏龍茶を作ってましたよ。
他にどんな香りの名前がついていたか、失念しましたが、、、(×_×)

このお茶は梅の実の甘い香りがします。
何煎淹れても続くこの香りは、確かに人工的に着香したものではないのだけれど、
それにしても不思議。
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by paocha08 | 2009-06-10 23:03 | 青茶
飛び込み営業
雨ばっかりでいやな感じの今日この頃。
気分まで暗くなりそうですが、花粉症の方々は少し楽でしょうか。
シャンユエンは今年もまだ大丈夫そう☆

空気の汚い上海。
杉がないせいなのか、植物の品種などが少しずつ違うせいなのか、
よくわかりませんが、花粉症の人、ほとんど見かけません。
日本で花粉症の方々も、上海では安心という話もよく聞きます。

中国でも一応、症状自体は存在していて、言葉もあります。
そのまんま、花粉症。
漢字なので一見わかりませんが、要するに日本からの外来語ということですね。
ちなみにアレルギーは「过敏」。
つまり「過敏」。
免疫学的な反応をよく言い表した言葉そのままで、わかりやすいですね。

さてさて、数年前、今は亡き某健康番組で花粉症に
「凍頂烏龍茶が効く」とか言って、一時期大ブームになりましたね。
結局、効くんでしょうか?

さて、今日はその凍頂烏龍茶にまつわるお話。

ある日、市場で試飲してた私。
そこへやってきた中国人男性二人。
腰をおろすと、バッグから茶葉を取り出し、店員さんに向かって

「凍頂烏龍茶なんだけど、今、置いてくれる店探してるんだよね。飲んでみて。」

と。
お客さんじゃなくて、飛び込み営業ですかい。

そもそも市場の中は
ご実家や親戚がお茶農家だったり、
お茶会社直営店だったりするのに
飛び込み営業なんてあるんですねー。

というより、看板よく見て、入ってくればいいのに。
私にお茶を入れてくれてたお店の女の子

「ここは岩茶会社のお店だから他のお茶は入れないの。
ま、うちの茶でも飲んで休んでって。」

私と並んで試飲すること数十分・・・

「このお茶も美味しいから、一度飲んでみてよ」
「台湾のお茶は味が薄いからあんまり好きじゃない。岩茶飲み慣れてるし。」

はっきり言いますな、女の子。
でも、岩茶は烏龍茶の中でも香りも味もしっかりした力強いお茶で、
しっかり発酵させて、しっかり焙煎かけてます。
確かに台湾の烏龍茶とは対極的かも。

それでも、飲んで欲しいという営業マンにお店の子、
しぶしぶお茶を入れて、他の店員さんも交えてみんなで試飲。
岩茶専門店でなぜか凍頂烏龍茶を飲むというおかしな光景に(笑)

お店の子たちの反応は、やはり今ひとつ。
飲みなれないお茶は宣言通り美味しいと思えないようでした。

私が立ち去ろうとするとき、もうすっかり戦闘意欲を失った営業マンが

「そのお茶、ちょっと彼女に分けてあげてよ」

と。
なぜか私がサンプルを頂きまして。
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お店にあった袋に小分けしてくれたので、岩茶専門会社の袋入り凍頂烏龍。
ある意味、レアもの。
しかもしっかりひとパック分の50g。
中に酸化防止剤まで入れてくれてたよ(・o・)

今日も愉快なお茶市場でした〜
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by paocha08 | 2009-03-06 20:36 | 青茶
お茶屋の冗談
先週は梅見たりしてたのに、昨日の東京はお昼休みに雪。
お昼休みの1時間は積もるかと思うぐらいの勢いだったけど
すぐに止んで、また冷たい雨に戻りました。

今日も寒いので、おうちではカラダの温まる岩茶を。
今日のお茶は「肉桂」。

「肉」なんて、お茶らしからぬ文字がついてますが、とてもポピュラーな岩茶です。
もともと中国語で「肉桂」と言えば、漢方薬や食材に使用される「桂皮」のこと。
「桂皮」というのは、シナモンのような、ニッキのような香りのする
木の皮みたいな食材で、正確には別の植物のようです。
(写真じゃ、皮どころか、枝ですな・・・笑)

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福建省武夷山で採れる烏龍茶を岩茶と言いますが、
岩茶はそれだけで専門店ができちゃうぐらいたくさんの種類があります。
その中で、肉桂は生産量が多い品種の1つ。
比較的発酵も焙煎も強めのこのお茶は、
スパイシーで肉桂の香りがすると言われています。
つまり、シナモンに近い香りがするということですね。

確かにスパイシーでシナモンの香りがする、と私は思うし、
教室でもお店でもそんな話。
そして本にもそう書いてあることが多いのですが、
日本では「キンモクセイの香り」とおっしゃる方やそう書いてある本が多いようで。

随分違うもんですね・・・

中国で「キンモクセイ」は「桂花」。
だから、肉桂の「桂」も桂花の「桂」じゃないか、ということらしいのですが、
やはりそのものずばりの「肉桂」と同じと考えるのがスムーズかな
・・・と私は思うのですけど。

ただ、製茶方法によって、お茶の味と香りは全く変わりますし、
五感で感じるその感覚は、その時、その人で変わるもの。
どちらの香りも存在するのかもしれません。

お茶は教科書通りじゃなくて、ご自身の感性で是非。


最後に私の購入した肉桂をパッキングしながら
岩茶屋のおじさんの一言。

「最近、肉高いよねー」

オヤジ、肉桂(ロウグイ)を肉が貴(グイ=高い)に掛けおった・・・
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by paocha08 | 2009-02-28 22:35 | 青茶
春節飾り sanpo
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中国のお正月春節は今日で2日目。
まだまだ激しく(笑)盛り上がっていることでしょう。

今日はお正月の飾り付けをご紹介します。
日本にも門松やしめ縄があるように、春節にも飾りがたくさんあります。

まずはマンションに入ってみましょう

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向こうの木にも
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そして、こちらは「春联」(ちゅんりえん)と呼ばれるもの。
門やドアの両側に貼ります。
縁起のよい言葉が書かれていますよ。
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お次は高級ブランドモールへ。

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最後のはクリスマスツリーの再利用ですね(笑)


あ、中国茶ブログでした、そういえば。
今日のお茶は、冰仙美人。
鳳凰単枞の冬茶で、なんと乾燥させず、冷凍しちゃった!

ここ数年、烏龍茶は清香という青っぽい新鮮な香りを追求してきていて、
出される新茶はどんどん青く・・・ついに、乾燥もさせず、
鮮度そのまま、新鮮お届け!みたいな。
行き着くところまで行き着いた感じです(・O・;

でも、上手に作ってあるので、多少野菜っぽい新鮮さを感じつつも
青臭さはなく、飲み干した後、喉の奥にゆっくりと単枞独特の
香りが上がってくる感じ。
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茶殻は、たった今、雨に打たれて落ちた椿の葉のよう。
厚みがあって、艶やかです。

私自身は、他に鉄観音の冷凍バージョンに出会ったことがあるのですが、
保存や輸送の難しさもあってか、なかなかお目にかかりません。
もし、見かけることがあれば、チャンスを逃さず是非。
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by paocha08 | 2009-01-27 23:47 | 青茶