カテゴリ:緑茶( 17 )
氷出し
熱いお茶もよいですが、やっぱり暑い・・・
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ついに、いろいろなところから噂に聞いていた、氷出しに手を出したー。

飲みたいときにすぐ飲めるわけではなく、
氷が溶けるのをじっと待つ。
ペットボトルの対極にあるお茶。

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使った蓋碗は、私が初めて買った蓋碗。
何年かあとに駐在するなんて思いもせず、初めていった上海で。
2001年の秋でした。

上海出身の会社の先輩に連れて行ってもらったのだけど、
ご実家にお邪魔したら、この蓋碗に、オリーブの実とお茶を入れて出してくれました。
中国人はこうやって、お茶を飲むんだよ、と。
お茶は、緑茶だったと思います。

このとき初めて、景徳鎮という焼き物も知って、
翌日、お店に連れて行ってもらったのでした。
レートはわかりませんが、当時のお値段10元。

急須としてではなく、個人サーブ用の蓋碗なので、かなり大ぶり。
蓋碗にも流行があるらしく、それから5年後に駐在した上海では、
こんなに大きな蓋碗を見ることはありませんでした。
こういう、大雑把な作りでレトロ感たっぷりの景徳鎮も、もうなかなか見かけません。
上海よりも、香港の方が手に入りやすいかも。

と、いろいろ思い出して。

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氷が溶けたので、見かけは水出しと同じですが、
水出し以上に甘み、旨み凝縮。
なぜか香りもしっかり出て、納得のお茶でした。
ちなみにお茶は安吉白茶でした。
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by paocha08 | 2012-08-15 23:44 | 緑茶
レンチン茶
庭に小さな小さな茶木があります。
あまりに小さいので、今まで数年摘まないでいたのですが、
摘まないと、全く伸びないのですね。

摘んでみました。
摘めたのは、4芽だけ。

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せっかくなので、飲んでみました。

摘んで1〜2時間放置後、レンジでチンして、乾燥しただけ。
揉んでもないし、炒ってもない(笑)

お湯に蘭のような香りと甘みが。
そして、ゆっくり、ゆっくり色が出てきて、
2時間ぐらいしたら、お茶らしい色に(遅)。

渋みも苦みもなし。
ただ、ほんのり甘く、花香のお茶。
芽の味もしっかり。

・・・意外といける。

あれ?
今日のカテゴリー、葉っぱが緑だし、味が緑茶なので、「緑茶」にしたけど、
しおれさせて(萎調)、乾燥しただけだから、白茶?

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ちなみに品種は、もらったものなのでよくわかりませんが、
烏龍茶系に使われるなにかです。
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by paocha08 | 2012-05-04 23:30 | 緑茶
3歳の太鼓判
お煎茶を始めてちょうど1年。
お茶席デビューは夏に果たしたものの、そのときのお点前は

紅茶点前
、、、で淹れたのは、中国茶の白茶ベースのフルーツティー

という複雑なお席でした(笑)

そんなシャンユエン、この週末、神宮外苑の立礼席で、
正統派の玉露点前デビューいたしました。
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記念すべき初点前のお客様は、お子様3人を含む8名様。
始終ご機嫌で、お行儀良く一番前に並んで座ってくれたお子様たち。
1煎目がまわると、すぐに飲み干し、満面の笑みで

「おいしぃ!」

と、一番小さい3歳が天井に向かって(笑)。
飲み干してくれただけでも嬉しいのに、その太鼓判。
どれだけほっとして、どれだけ楽しくなったことか。

その声援に支えられて、2煎目。
主菓子をこれまた満面の笑顔でパクパクと召し上がったお子様方、
また、こっくりと飲み干して

「おいしいっ!」

と、再び。
そりゃ、ビール飲んだ大人顔負けの笑顔で(笑)

お茶淹れする者にとって、「おいしい」笑顔は、
どんな言葉よりも、嬉しく、ほっとする瞬間。

かなり飲み倒した中国茶と違って、日本茶が掴みきれず、
「こんなもんか?」「これも許容範囲か?」
と曖昧な感じ(!)で淹れていた私にとって、3歳の「おいしぃ!」は、
とても大きな太鼓判でした。

人生初のお煎茶点前がこんなお席だったので、
この先、これ以上のお席が望めるのかどうか、疑問もあるのですが、
また、「おいしぃ!」が出るように、お稽古いたします。

3歳ちゃん、どうもありがとー。
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by paocha08 | 2011-11-28 23:25 | 緑茶
冷煎茶
煎茶道のお稽古に行ったら、冷茶に変わっていました。
夏ですね。

短いお点前時間の中でどんな風に煎れるのか、
どんな味がするのか、この季節が来るのを
ちょっと楽しみにしていました。

必要なのは、

冷蔵庫で冷やしたお水と
蒸らし時間6分

・・・それだけ。

キンキンに冷えたグラスも、大量の氷も必要なく。
トロ〜ンとして、渋みなし、まろやかなお茶が味わえます。

涼を感じるのに、グラスやジョッキ一杯の冷たい飲み物を
がぶ飲みする必要はないんですね。

ちょっと冷えたお煎茶、一口、それで十分だったことが
自分でもとても驚きでした。
(お煎茶も量的にお猪口ぐらいです。)

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入れ方は、とてもシンプル。

水道水で冷やした茶器に茶葉を入れたら、
冷蔵庫で冷やしたお水を注いで6分待つだけ。
2煎ぐらい出ます。


冷煎茶というと、濃いめに入れて氷で薄めつつ冷やすとか、
冷茶専用の茶葉を使うとか

・・・いろいろな方法がありますが、
冷茶のために、なにがしかの準備が必要な上に、
シャンユエン、実は、上手く入れられたためしがなく。

でも、このシンプルな方法なら、お湯を沸かす手間さえなし。
いつもの茶葉さえあれば、
渋みもなく、旨みが凝縮されたお茶が簡単に煎れられます。

冷やしたお水がなければ、水道のお水に氷を数個でOK。

6分の待ち時間は、長めだけれど、
お菓子でも準備していれば、すぐ・・・

と優雅に言いたいことですが、
シャンユエン、朝一の起き抜けに、目も半開きでお茶をセット。
顔を洗って、お布団上げたら、ちょうどぐらい。
クイッとエスプレッソ風に立ち飲み(爆)
朝からビタミンCも補充〜

むしろ、忙しい人に勧めたいお茶です。
2煎ぐらいで、中国茶みたいに何煎も出ないから、時間もかからないしね〜

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中国茶好きの家では、飲みきれなくて、きっと余っている日本茶。
この冷茶は、湯飲みサイズに入れて飲むよりも、
中国茶の急須や蓋碗で、大きめ茶杯に入れるのがぴったりなので、
中国茶党にこそぴったりで、オススメです。


朝は写真を撮ってる余裕がないので、夜撮ったら、暗いな〜
全然涼しげじゃなくて、スミマセン。
→2011.7.2(Sat) 今日は休日!朝一冷煎茶の写真、追加しました(笑)
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by paocha08 | 2011-07-01 23:18 | 緑茶
毛玉
梅雨らしいお天気が続いています。
湿気でお茶も劣化しやすいかもしれないけど、その分、香ってちょっと嬉しい。

久しぶりに飲みたくなって、ものすごく久しぶりに買ってきた龍井茶。
先日のお茶会にも、ちょっと怖々出してみました。

なぜ怖々か、と言えば、中国緑茶は意外とウケが良くないから。
日本のお煎茶のイメージが強くて、渋みがない中国緑茶は
物足りないとか、豆のようなほっこりした香りが苦手とか、
よく言われるから。

それでも、思い切って現地式にグラスで出したら、
こちらが差し湯する間もなく、飲み干してくださる方、多数。
ほっとしました。

で、その龍井、袋を開けたら、コロリとしたゴマサイズの見慣れぬ物体が。
虫?!

一瞬ぎょっとしましたが、植物らしきことは判明。
なにかの種か花か・・・
いずれにしても茶じゃない植物が混ざってるって・・・品質微妙だわ。
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と、思うこと1週間。

たまたま見せて頂いた龍井の製茶工程の写真に同じ物体を多数発見。
写真の説明には、
「産毛が集まってできた毛玉を取り除きます。」

あ、毛玉ですか。

しかも、そんな地道な作業があったとは・・・
枝やよくない葉を取り除いたりという作業はよくあるけれど、
このゴマ粒サイズのフワフワした毛玉は大変!

すみません、品質疑って。
確かに、ほんとに気合いを入れた超高級品には
取り忘れとかさえないのかもしれないけれど、
若葉いっぱいの春茶ならではの産毛。
毛玉は、その証として、ありがたく見せて頂きマス。

そんなこんなで、このお茶、グラスにはけっこうな量の産毛が浮きます。
お茶会で説明し忘れたんだけど、ご参加された方々、

「埃、いっぱい・・・」

とか思ってないといいなぁ。



ところで、昨日、近所の一軒家レストランに行ってみました。
というか、普通の住宅街で、普通のおうちに挟まれて、
ふつうに表札がかかっていて、看板ものれんもないし、ほんとに普通の一軒家。
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いいなぁ、こういう趣のあるおうち。

で、ここで頂くのは、意外にも中華のフルコース7〜8品。
いくつかは、写真忘れて、食べちゃった。
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これでいいいの?っていうぐらいリーズナブルだけど、
おいしくて、ゆっくりできて、贅沢。
常連目指します!
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by paocha08 | 2011-06-19 21:12 | 緑茶
新茶
久しぶりの更新になってしまいました。

ひとまず家庭レベルでの停電の心配がなくなって、
お茶はちょいちょい飲んでいます。

初夏かと思うほど気温の上がった昨日、
タイミング良く今年の新茶を頂きました。

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嬉しかったのは、やっと納得の径山茶を飲めたこと。
径山茶というのは、日本のお茶のルーツと言われているお茶で
浙江省にあるお寺「経山寺」で作られ始めたお茶です。

飲んでみたいと思いつつ、なかなか質のよいものに出会えず、
今までどんなお茶かつかみきれずにいたので、
大きな収穫でした。

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芽が豊富・・・というかほとんど芽で、
相当贅沢なお茶です。
当時の中国のお坊さん、かなり特権階級で
ゴージャスな暮らしをしていたに違いない・・・


家に帰ってきたら、強風で桜吹雪。
ソメイヨシノよりも開花が遅かった桜の木からは、お花ごと。
・・・拾い集めてみました。
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気がつけば、4月も中旬を過ぎて、東京の桜シーズンも終盤。
シャンユエン家はGWの計画練り中です。
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by paocha08 | 2011-04-17 22:53 | 緑茶
私的に新春らしいお茶を
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旧正月も10日が過ぎようとして、
ようやく今年の干支、うさちゃん登場・・・

新年らしいお茶って、なんだろうか?
と再び、手持ちのお茶を順に思い出してみて。

ちょうど考えていたのが、立春の日(2/4)で、
暖かかったのもあって、春らしく、清々しく緑茶。
そして、ちょっとめでたそうで、高貴な感じで蘭の香りつき。
「蘭韵甘露」を。

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全く今日の気温に合ってないですけど、、、
雪ならテンション上がるけど、冷たい雨にはがっかりな3連休デス。
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by paocha08 | 2011-02-12 17:49 | 緑茶
1分洗う?
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3連休の最終日、シャンユエン家の近所では、朝からセミが鳴いていました。
もう10月中旬なのに、、、
でも、友達の結婚式には、この上ないお天気でした♪
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さて、昨日テレビを見ていたら、お笑い芸人くんが
行き当たりばったりで、中国の世界自然遺産「廬山」へ。

廬山は、古くから中国の詩人に愛された景勝地で、
1996年に世界自然遺産に登録されています。
番組では、毛沢東が別荘を構えたという解説でしたね。

そんな廬山で芸人くんが宿泊させてもらったのが、お茶農家。
はっきりお茶の名前は出てきませんでしたが、この地域で作られているお茶

「廬山雲霧」

という緑茶の農家だと思います。
1年で260日余りを霧に囲まれる廬山は美味しいお茶作りに最適らしく、
そのお茶栽培の歴史は、晋の時代=A.D.300年代にまで遡るようです。

さて、番組ではお茶をごちそうになる場面があるのですが、
気になったのは、その煎れ方。

お湯を注いで1分蒸らして、捨て(洗茶)、
2煎目から飲んで、4煎目が一番美味しいそうな

洗茶の場合、旨みが出てしまわないように、
できるだけ手早く捨てるのが原則で、市場などでも即捨てた後、
2煎目をゆっくりめに抽出して出してくれます。
ちなみに緑茶の茶芸に至っては洗茶さえ、しないほど。

なのに、1分って・・・!!

でも、お茶農家の方は、自分たちのお茶を知り尽くしているはずだし、
客人に出すお茶なので、一番美味しい煎れ方のはず。

もし、廬山雲霧を手にすることがあれば、やってみましょ。
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by paocha08 | 2010-10-11 22:59 | 緑茶
ほんとに試飲
さて「流行のお茶」に食いつきが悪かったシャンユエン。
お店の子が、考えた末に、マイブームなのか、これから来ると思っているのか
よくわからないのだけれど、取り扱い検討中のお茶を。

「蘭韵甘露」

四川省の緑茶「蒙頂甘露」に蘭で香り付けした花茶だそうで。

蘭で香り付けしたお茶って、昔(※)、流行ったことがあったけれど、
現代ではお花が高価な上に、技術的に難しくて作れない
と聞いたことがあったのだけど。
(※昔といっても、数年とかではなくて、明とか清とかの時代です。)

古いお茶の復興でしょうか?

詳細は不明だけれど、ま、とにかく試飲。
よくあることだけど、自分自身の買い物のためというより、
新しいサンプルの試飲に便乗〜。

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一芯一葉で摘まれた柔らかくて小さな茶葉は芽独特の風味。
そこに、ほわんとした蘭の香り。
その香りが、いつまでもほわんと。

蒙頂甘露は、四川省の蒙頂山で採れるお茶の1つ。
蒙頂山でのお茶作りはかなり古くて、前漢の時代から。
2千年ちょっとぐらいになります。
見つかっている文献では、今のところ、
ここが人工的に苗を植えてお茶を栽培した場所として最古だそうです。

さて、次回訪れたとき、
このお茶、レギュラー商品になってるでしょうか?
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by paocha08 | 2010-08-03 20:59 | 緑茶
雨の日のお茶
東京は、例年より雨が少ない気がする梅雨ですが、
すっきり晴れず、しっとりとした空気はやっぱり梅雨でしょうか。

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またカエルと飲みますか、、、

中国語&文化の勉強不足かもしれませんが、
中国で「雲」は吉祥模様や縁起のよい言葉の一部に使われているのを
よく見るのに、雨って・・・あんまり見ませんね。
お茶作りにも雲(というか霧)は重要だけれど、雨はそこそこでよいものですし。

・・・とかなんとか考えているうちに思い出したお茶。

「南京雨花茶」

このお茶の名前を初めて聞いたとき、「南京」はともかく、
雨の花なんて、なんてきれいな名前のお茶なんだろう、と思いました。
今、手元にある茶葉があまり理想の形状ではないものなので、
写真ではわかりにくいですが、とても細くて、まっすぐで、
サーッと降る小雨みたい?と想像も膨らませたものです。
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・・・が、このお茶、「雨花」までが地名。

「南京の雨花台」

からきた名前です。
このお茶の産地、南京に、雨花石という様々な模様の入った
メノウが採れる雨花台という場所があります。

じゃ、その雨花石にお茶が似ているのか?
と、まだ救いを求める私ですが・・・

その場所、国民党時代、処刑場として使われていたところで、
中国共産党にとって、歴史教育上、重要な場所。
お茶の名前は、生産地と生産が始まった時期が
歴史と重なってつけられたもの。

・・・なんて、生臭い、政治的なお話orz

お茶って、贅沢品なだけに、
風流で済まされないナニカがあったりするのよね。
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by paocha08 | 2010-06-27 10:48 | 緑茶