カテゴリ:緑茶( 17 )
四川からの葉書
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四川省の奥地、世界自然遺産の九寨溝から一枚の葉書が。

上海のemilinちゃんが、旅行先から投函してくれたもの。
東京まで3300km。
中国の中をはるばる旅して、届くまで2週間。
よく無事に来たね。

・・・なんだか褒めてあげたくなる葉書です。


そんなわけで、今日のお茶は思い出して掘り出してきた四川省のお茶。
竹叶青。
芽ばかりを摘んで作った緑茶で、芽の味が堪能できます。
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「芽の味」って意味不明ですが、新芽って独特の香りと味があるんですよ。
目をつむって飲んでも、「あ、芽満載」ってわかるぐらい(笑)


emilinちゃんが行った九寨溝は寒い場所だし、
チベット族など少数民族の住む場所なので、たぶん、この茶は飲まないのだけど。
ま、四川つながりってことで。

彼らも...
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by paocha08 | 2009-10-11 10:27 | 緑茶
今週も寒いの希望!
桜の開花宣言から1週間。
寒かったので、開花は進まず、まだ1分〜3分咲きですね。

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それでも日に日に着実に開いていく桜。
朝と夕方では咲き具合が目に見えるほど違ってます。
でも、満開は来週末まで待って欲しいなー。

・・・と、今週も引き続き寒いことを密かに願っているシャンユエンです。

ちょっとずつ春めいてくると、不思議なことに、
冬の間、全然飲みたいと思わなかった緑茶に手が伸びます。

ということで、今日のお茶はこちら。

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よく言われるんだけど、わかめじゃないですよ。
太平猴魁(たいへいこうかい)という緑茶。
長くて大きな葉っぱ、そして葉っぱについた網目が特徴です。

大味なのかと言えば、とんでもない。
甘みがあって、まるみがあって、喉が潤う感じ。

信じられないくらい山奥で、丁寧に作られているお茶ですよ。
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by paocha08 | 2009-03-29 23:16 | 緑茶
出がらしまで飲め!
中国茶にはまると身を滅ぼす

と日本にいるときに聞いたことがあります。
日本にいたときは、確かになー、と思っていたのですが、
中国に来てお茶の安さに

そうか?

と思ってました。

だって、どこのお店に行っても出されるお茶は50g 500円以下。
しかもそれで、感動のおいしさ!

50g 500円のお茶20種類買って、1kgやっと1万円
・・・んー、身は滅びないでしょ?

日本のお茶と違って、中国茶は何煎も出るので、
一杯あたりに換算すればさらに安いわけで。

と、中国茶を飲むようになって、数年思ってたわけですが、お茶の味がわかるようになった最近、ようやく身を滅ぼす意味がわかりかけてきました。

あるんですよ、高級茶!

先日、お茶摘みに行ったときに工場で直接買った碧螺春(ぴーるーちゅん)。
高級なので、ゆっくり時間をかけて、出がらしになるまで味わい尽くすぞ(ケチ?)
と思って冷蔵庫に後生大事に保存しておりました。
気がついたら1ヶ月以上経過してますけど・・・

あんまり置いといたら、春のお茶なのに春も終わっちゃうしね、と思って
本日開封

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ほわほわの産毛がいっぱいで、袋締めるときにはパフっと
・・・うへっ、ごほっ。

こちらも前回の龍井茶同様、グラスで入れます。
ただし、もっと簡単!

グラスを温めたら、お湯を8分目まで注いで、上からお茶っ葉をパッパッ。
ふりかけみたいにどうぞ(笑)
茶葉の量は200ccあたり2〜3g、お湯の温度は低めで75℃ぐらいです。

この入れ方、上投法と言いますよ。
なぜ、上からお茶っ葉をまくかと言えば、主に産毛のせい。
茶葉の上からお湯を勢いよくかけてしまうと、産毛が舞って湯色が濁り美しくないし、
なぜか渋みまで出てせっかくのお茶、台無し。
繊細な芽と産毛からなるこのお茶はやさしく扱ってあげて下さいね。
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このお茶ですが、先日のお茶摘み記事でも紹介しましたが、
私にとっては記念すべき超高級品なので、再度お値段公表(笑)

50g 260元(=4000円くらい)

いつもは50gで500円程度のお茶を飲んでるので、8倍(・0・)
しかもこれ、中国の工場での価格ですから、日本では・・・

ええ、出がらしになるまで堪能しますとも。

早くも夏を彷彿とさせる日差しが感じられる今日この頃ですが、
おうちの中では、春の余韻を楽しむことにしましょう〜
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by paocha08 | 2008-05-15 12:37 | 緑茶
緑茶を飲む 〜おうちで中国茶 その1〜
祝! おうちで中国茶講座開講

ということで、勝手に本日は中国茶講座開講。
記念すべき第一回です。

おうちで手元にある中国茶をできるだけ美味しく飲みましょう
ということで。

春なので、新茶シーズンも山場を迎えた中国緑茶、
その代表格「龍井茶」を飲みましょう。

まずはお茶っ葉。
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日本の緑茶と違って、蒸していません。炒って作るお茶で、
鍋底に押しつけながら炒るので、葉っぱは平ら。

こちらのお茶、飲むために必要なものは、
耐熱のグラスとお湯、それにお茶っ葉3g。
たったこれだけです。

e0129842_19492860.jpgまずは85℃ぐらいのお湯でグラスを温めます。
グラスに1/3ぐらいのお湯を注いで、斜めに倒し、こぼれないように時計回りに回しましょう。3回ぐらいゆっくりと回してお湯を捨てたら、グラスが温まっているはず。



e0129842_19503977.jpg次に温まったグラスに茶葉を3g。
続いて、お湯をグラスに再度1/3程度入れてください。
先ほどのように傾けて、ただし今度は少し早く、回します。もしくは、左手をグラスの底に添えて、くるくると混ぜるように回してください。
茶葉がお湯に浸りましたね?



次に高い位置からお湯をグラス8分目まで注いでください。
できる方は、お湯を上下させながら注ぐといいと思います。

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最後におやつと一緒に。
春の龍井茶セット、できあがり〜

そのまま茶葉を避けながら飲みましょう。
グラスを空にせず、残りが少なくなってきたら、
そのままお湯を足して、どうぞ。

香り、新緑の美しさを楽しんでくださいね。
ごゆっくり。
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by paocha08 | 2008-04-30 21:00 | 緑茶
新茶上市
この時期市場や茶葉店の店先に掲げられる看板です。

新茶入りました

ですね。

今時期の新茶は「緑茶」。
烏龍茶の新茶は5月と少し遅れて出てきますので。
お土産用茶葉を扱うお店の店先では中華鍋のようなお鍋でお茶を炒るパフォーマンスを見かけたりします。

私の印象ですが、中国の方は旬を大事にしていて、それを日本以上に楽しみます。
だからこの時期はお茶関係者が待ちに待ったシーズンという感じで、お店に行くと、リクエストするとしないとに関わらず(笑)、まず新茶を出してくれます。

先日、お茶の先生のところにとある用事で行ったら、ここでも例外なく新茶頂きました。ちょうど届いたばかりという龍井茶の新茶。

先生の茶人テンション、最初から上がってたので、
いきなり最初からグレードの違う2種飲み比べ。
10分後には売り物でもない高級サンプル茶葉が出てきて、これも飲み比べに加わる。

最後に産地の全く異なる緑茶が出てきて
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最終的に4種類ずらり・・・
これ、私一人のためにです。
しかも、「グラスでゆっくり飲むのが美味しいから」と高級茶葉の方はグラスでも出していただいています。
ええ、もちろん茶腹(笑)
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はい、それではここで中国緑茶の代表格、龍井(ロンジン)茶のご紹介です。
龍井茶は上海のお隣、浙江省で作られます。
その中でも杭州の西湖のほとりの村で取れる龍井茶は最高級だと言われていて
その名も「西湖龍井茶」と呼ばれています。

このお茶は摘み取られたあと、鍋肌に押しつけるようにして炒めるので
茶葉はぺったんこ。
日本のお煎茶とは違い、龍井茶を初めとする中国茶は蒸さずに炒るんですよ。

豆のような香りがする爽やかなお茶です。
中国では苦み渋みは好まれず、茶湯は透明であることが好まれます。
そして、透明な茶湯の中で美味しそうに開く茶葉を見ながら、
こうしてグラスでお湯をつぎ足しながら飲むのが定番です。
詳しい入れ方は、次回にでも紹介しましょう〜。

ちなみにこの後、もう一人加わって今度はプーアル茶の飲み比べ。
こちらは3種類ほど・・・
もう少しでこれもまた4種類目に突入するとこだったよ^_^;

く、苦しーっ!!


茶腹なシャンユエン、春はまだ始まったばかりッス (^^ゞ
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by paocha08 | 2008-04-10 00:57 | 緑茶
製茶の職人
先日のお茶摘みの際、工場でお茶作りの過程も見せてもらいました。
この間もちょっと紹介したけど、これお茶っ葉の選別風景。
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部分別に4つぐらいに分けています。
もちろん全部手作業。
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これ選別されたものです。
この3種類はお茶にするもの。違いがわかりますか?
もうひとつこちらはゴミ箱へ〜
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選別作業のあとはお茶を炒るような作業があります。
中華鍋状態のこの釜で、水分量を手の感触で確かめつつ、温度を変え、炒り方を変えつつ、40分ぐらいで3つの工程をこなします。
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鍋に均一に当たるようにしないと、炒り具合にムラができてしまうし、
炒りすぎると焦げちゃう。手を休めることはできません。
しかもこれ、かなり熱いです。最初の工程では200度近く。
壁に小さな穴が空いているのですが、そこに向かっておじさん声かけ。
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「3番、火強くして!もう少し!4番そのまま!」

壁の向こうには
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火の番してる工員さん。
火は薪なんですよ。
薪の火加減は難しいので、壁のあっちもこっちも職人だな。

ほんとに自然の中で人の手で手作りされてる。

香りが立ってくると今度はお団子状にお茶をまとめて揉み揉み。
すると
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産毛が立ってきて、みるみる白っぽくなってくるんです。
こうして炒り上がった茶葉は風味を落ち着かせるため数日寝かし、完成します。
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初めて見たお茶作り。
もちろん機械作りのものもあると思うのですが、環境と人と技とを見て、
大事に飲もうと思いました。

ちなみに私たちの目の前で作られたお茶は
50g 135元(=2千円ちょっと)のお茶になるそうな。
ペットボトルの烏龍茶が53円の国で、しかも工場価格での話ですからね。
いかに高価なのかがわかりますか?

私たちがこの日購入できたお茶はさらに時期の早いお茶だったので、
さらに高級品で、

50g 4千円! (=260元)

もともと高級茶葉に手を出していなかった私ですので、
簡単に茶葉最高値を更新しましたとさ。
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by paocha08 | 2008-04-06 01:49 | 緑茶
お茶摘みました
上海では桜もすでに終わりかけ、葉っぱがものすごい勢いで出てきてます。

中国ではもうすぐ清明節(4月5日)です。
行事としては、日本のお彼岸にあたるのか、お墓参りに行く日になっています。
あとなぜか草餅色をしたお団子を食べます。
その名も青団。
でも、お餅でもなければ白玉でもなくて、もっとつるんとしていて、草餅の味がするかと思えば・・・ん?わかりません(爆)伝統的には草餅なんだと思うのですが、現在スーパーで売られているモノは味なし、香りなし、鮮やかな色つき・・・(恐)

お茶関係者にとって、春、特にこの清明節は重要な意味を持ちます。
緑茶の新茶シーズンであるこの時期、この清明節前に摘まれた緑茶が中でも最高級だとされ高値で取引されるのです。その理由は冬に養分をしっかり蓄えた上質な新芽が多く含まれ、生産量も少ないためでしょうね。

そして、この清明節を境に本格的な春到来で芽も次々に成長して、
それに合わせて茶畑も工場も、そして市場も大忙しの新茶シーズンを迎えます。

そんな中、私、初めてお茶摘みに参加し、お茶工場を見学してきました。
摘みに行ったのは緑茶の一つ「碧螺春」。
名前からして春らしいお茶です。

場所は太湖と言って上海蟹の産地として有名な太湖に面した洞庭山東山。
上海からは車で2時間弱の距離です。

到着した茶畑はこちら。

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・・・茶?

実はこの碧螺春というお茶、果物の木の下に植えられることが特徴の一つで、
ここでは枇杷の木と一緒に自然な感じで植えられていました。
なので、なんだかタダの・・・雑木林?!
手前の低い木がお茶の木です。

一列に剪定された畝が続く日本の茶畑しか見たことのない私にはかなり新鮮。でも、畝ではないということは、摘む作業もさらに手間がかかるということで・・・
さすが中国。

さてさて、お茶を摘みましょう〜
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こちらが碧螺春の芽です。
碧螺春は若い芽がたくさん入っていて、上質の芽が多いほどよいお茶とされています。なので、下の方の大きな成熟した葉っぱは摘み取らず、ひたすら上の方の芽と1〜2枚の小さな葉っぱを一緒に摘むのみ。

私が摘んだ茶葉はこちら。
なんだか可愛い!と思っちゃうのはお茶ヲタだから?

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さて、摘まれたお茶は工場内に運ばれ

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ひーっ。
手摘みのお茶をさらに手で選別・・・
芽や葉の成長具合、キズなどにより3種類に分類するのですよ。

で、数段階の工程を経て
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こちら完成品。
若い芽と葉で作られるお茶ですので、真っ白な産毛がたくさんあるのも特徴です。

そして、グラスで頂きます。
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柔らかくて爽やかで、甘味のある緑茶でした。
もちろんお値段もかなりのものでしたが、記念の意味も込めて少しだけ購入。
私にとっては記録的に高価なお茶でございました・・・

緑茶の種類、飲み方、そして本日は省略した製茶の様子は、
また追ってご紹介しますね。
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by paocha08 | 2008-04-02 23:31 | 緑茶