カテゴリ:黒茶・プーアル茶( 34 )
早4年
へなちょこ茶芸師シャンユエンより、皆様に
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残暑お見舞い申し上げます

ロンドンオリンピックも終盤。
暑い日々の連続で、お茶も相当しばらく淹れていませんが、
この期間中に、どうしても淹れなければ・・・な、お茶。

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2008開湯。
北京オリンピック開催を記念して、2005年に作られたプーアル熟茶です。
2008年のオリンピックに飲んでね、と。

あれから、早4年。
この餅茶も、7年ものになりました。

味ですか?

あまりに久しぶりにお茶を淹れたので、洗茶を1煎目と間違えて、
じっくり時間をかけ・・・

ということで、評価不能(爆)。
でも、久しぶりにちゃんと(?)淹れた熱いお茶は、
カラダに染みました。
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by paocha08 | 2012-08-12 00:44 | 黒茶・プーアル茶
銀針六安
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マカオのスーパーで中身も見ずに買ってきた

銀針六安
半斤(300g) 12.5MOP(125円)。

六安(黒茶)で銀針とはどういうことなのか?!

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・・・ん?!

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・・・んん?

六安らしき黒いお茶っ葉とまだ緑のお茶っ葉(烏龍?)
・・・と、ぷちぷち(笑)

茶葉は、茎とか粉砕された葉っぱが多いものの、
光沢もあるし、意外にも美味しそう。
ぷちぷちは、とっても小さなお花です。
どうやら米蘭とか樹蘭とか言われるお花らしいです。

でも、お茶はお花の香りはしなくて、ほうじ茶みたいな。
味も、ほうじ茶みたい。
香ばしくて、さっぱりしていて、クセもなく、
しかも2〜3煎しか出ないので、お食事中やお休み前に最適。

意外と気に入った〜♪
(安いし。)

で、いろいろ見たり、聞いたりして、このお茶は香港あたりでは
六安にお花を混ぜた「香六安」と呼ばれているものであろうということが判明。

ところで、私には、そもそも六安というお茶そのものが謎なのですよ。
香港関係の方々にはお馴染みらしいのだけれど。

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初めて出会ったのは、日本で。
香港の茶荘で働くIさんのお茶会でした。
竹の皮に包まれて、竹籠に入れられて熟成されたお茶で、
安徽省の六安産ということなのですが。

数年前、上海の祁門紅茶店で祁門産のお茶だと勧められた「安茶」にそっくり。
祁門紅茶の産地、祁門も安徽省なので、同じもの?
でも、六安茶の産地とされる六安と祁門って、結構離れてるけど・・・

同じような形でメジャーなものに広西省の六堡茶というのがあるのですが、
六安も安茶もこれより一回り小さいもの。

いろいろ調べるのだけれど、このお茶、どっちも本に出てこない。
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この大辞典にさえ・・・。
謎。

あまりに本に出てこないので、中国版Google「百度」してみたりするけれど、
情報ソースが1つじゃ心許ない。

・・・と、思ってたら、なんの解決にもならないのだけど、
ほとんど同じように謎に巻かれている方、発見。

→ asahi.comの「鳴小小一碗茶」

日本の中国茶界でかなり有名な方なので、
なんか、諦めついたわ(笑)

ところで、私の買ってきた銀針六安。
産毛のついた芽も入ってないし、
一体どのあたりが、銀針なのか・・・?
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by paocha08 | 2012-07-01 23:07 | 黒茶・プーアル茶
悲しい話。
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最近、あちこちのブログに登場するこのみかん普洱茶。
棚に飾ってたんですが、ちょっと持ち上げてみると、
パラパラ・・・っと?!

ミカンの皮のところどころに小さな穴があいていて、
棚にはものすごく小さな小山のくずが・・・


!!!


虫喰いでございますね、間違いなく。

乾物を食い荒らす害虫がいるようで、
結構強力で、Zipロックぐらいなら簡単に穴開けて食べちゃうみたいです。

ということで、虫喰いなんて、お恥ずかしいお話ですが、
皆様もお気を付け下さいませ・・・orz。
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by paocha08 | 2012-04-15 10:25 | 黒茶・プーアル茶
達成
おはようございます。
4月1日です。

なんだかすごく寒いし、桜も1つも咲いていないし、
仕事も最後の最後まで忙しかったし、
・・・で、全く活動的な気分で迎えられていませんが。

でも、昨日たまたま、達成したことが。

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普洱茶(2006年熟) 1枚飲みきり。

特にこだわっていたわけではないのですが、誰かに淹れてあげることもなく、
気づけば、夫婦二人で飲みきってました。
妙な達成感。

購入から4年半。
意外と飲みきれるもんですね。
烏龍茶など他の種類のお茶はもちろん、普洱茶も他にいろいろ飲んでいるのに。

今度は、これ、開けるかどうするか

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悩むーーー。
今や珍しくなってきた竹皮包み・・・。
んー。


(※中は、飲みきったお茶と同じお茶(375g)×7枚です。)
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by paocha08 | 2012-04-01 09:25 | 黒茶・プーアル茶
雲南料理はブームになる?
NHK教育の5分番組「まる得マガジン」。
今月、来月は、謎に「雲南料理にチャレンジ」だそうデス。
なんで、急に雲南料理?!

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大したことは書いていないけど、唐突さがあまりにおかしかったので、
テキスト買ってみました。

うーん、雲南料理って、そもそもよくわからないんですよね。
広いし、少数民族がいっぱいで、文化もそれぞれだし。
本場雲南省の麗江にも行ったし、上海でも2軒の雲南料理店に行ったけど、
どこも出てくるもの違うし。
雲南の特徴と言われれば、きのこと虫(要注意!)・・・ぐらいでしょうか。

お店も暗かったし、もはやなんだかわからないけれど、麗江にてある日の夕食。
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別の日の夕食には
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ファイヤーーー!!
(赤く見えてるのが炎です。)

テレビでは、きのこ、米線(お米の麺)、豆腐、お茶の
各料理がフィーチャーされているようですよ。


雲南のお茶と言えば普洱茶。
今日はこの間の上海visitで購入してきた変わり種を。
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糯米香普洱。
ジャスミンライスの香ばしい香りがするお茶です。
普洱生茶に糯米香叶(葉)という葉っぱを混ぜているよう。
ネットをウロウロと検索した感じでは、糯米香叶というのは、
雲南省に結構生えてる葉っぱで、文字通り、
乾かすと餅米(糯米)の香りがするのが特徴のようです。

数年前からこの糯米香普洱というのを見かけるようになって、
毎度「なんだろうな〜」と思っていたのですがついに購入。

餅米の香りがするから、食事に合うかと思ったけど、
香りが強すぎて意外と食事には合いません(爆)
でも、ザーサイとこのお茶でお茶漬けとかにしたら美味しいかな、とか思ったり。
まだやってませんが。
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by paocha08 | 2012-02-16 00:22 | 黒茶・プーアル茶
新彊のお茶 その3
まだ新彊のお茶事情が続いています。

「新彊ウイグル自治区」と言いますが、
住んでいるのはウイグル族だけではありません。
十を超える少数民族が住んでいます。
もちろん、政策的事情もあって、かなりの数の漢民族も。

新彊の中心、ウルムチで立ち寄ったのは、カザフ族のレストラン。
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というか、カフェ?ファーストフード?
ただし、コーヒーはなくて、看板にもあるようにミルクティー(奶茶)メインですが。
お店を別の角度から。
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・・・読めません。
ウイグル語とたぶんロシア語?
(→2011.12.15 訂正します。
カザフ語とロシア語だそうです。
hasugeさん、コメントありがとうございます!)

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店内はとてもシンプルです。

ミルクティーはこちら。
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お椀で出てきます。
1碗2元(当時のレートだと35円。今だと25円。)。

作っているところは見ていませんが、紅茶ではなく、
レンガ状に固めた黒茶「砖茶」とミルク、お塩、バターだと思われます。
塩味のスープみたいな感じで、パンを浸して食べますよ。

カザフ族らしいお料理は、ウイグル料理では見かけない馬のお肉料理。
馬のソーセージなどが有名です。
こちらは、馬肉の入った炒め物をかけた麺。
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この馬の油がなんともクセがあって、重いので、ミルクティースープがよく合います。
口に残ったニオイと油を拭き取っていく感じ。

ところで、今さら写真をよーく見てみたら、
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ミルクティーの他にもズラリと乳製品メニュー。

馬ミルク 20元/1kg
ラクダミルク 30元/1kg
牛乳 大5元 小3元
ヨーグルト 大6元 小4元

どんだけ充実・・・?
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by paocha08 | 2011-12-15 00:32 | 黒茶・プーアル茶
新彊のお茶 その1
昨日、2年ぶりぐらいにラグメンもどきを作って食べました。
懐かしい。

ラグメンというのは、中国の西端、新彊ウイグル自治区に多く暮らす
ウイグル族の麺料理です。
コシがある手打ちの麺にトマト風味の炒め物をかけて食べます。
ちょっとしたパスタ?!

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上海の新彊料理店やイスラム系民族の拉麺店でも食べられます。
(上の写真は上海のどこかのお店のもの。具が多すぎて、麺が見えませんが。)
麺は、どこで食べても、もちろん手打ち。

シャンユエン家では、手打ちはさすがに面倒だし、
そもそも麺を引っ張って延ばす技術までは習得していないので、
コシのある讃岐うどんで細めのものを使って、お手軽に。

そういえば、まだ新彊のお茶事情を紹介していなかったなー、と思うので、
もう4年も前に行った新彊を思い出しつつ。
写真がピンぼけで申し訳ないのですが、貴重さで許して下さい。

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新彊ウイグル自治区の中でもさらに西端。
中国で一番西の街、カシュガルのレストランで出てきたのはこんなポットに入ったお茶でした。
たぶん、四川省あたりのお茶を煉瓦状に固めて運んできたお茶、砖茶だと思います。
紅茶のようなプーアル茶のような、ちょっと酸味のあるお茶。

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街のスーパーでは、こんな感じで売られています。
包装紙にはミルクティー用とか書かれていたりするけれど、
お店でストレートで飲んだのも、たぶんこれだと思います。
大きさは、数百グラム〜5kgぐらいのブロックまで。
お値段は、1kg超えても10元(現在のレートだと120円)ぐらい。

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こちらは街の麺食堂で出てきたポットとお茶。
地元の人が通ってくるすごく簡単な食堂なんだけれど、テーブルクロスがしてあって、
しかも刺繍入り。
同じ新彊ウイグル自治区でもタクラマカン砂漠の南の方には、
バラが名産の場所があるので、もしかしたら、そのあたりの柄なのかも?

で、このお茶は少しスーッとするスパイシーさ。
ポットの中を見たら、
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クミンシード(黄色い粒)が少し混ぜてありました。
さすが、シルクロード西側のイスラム圏。
お料理もお茶も、中国を離れて、中近東な香り。

新彊の写真を見ていたら、ちょっと発見があったので、
新彊のお茶事情については、また次回続きを。

その前に、ラグメンの材料(※レシピではない☆笑)を紹介して、
本日は締めくくりたいと思います。

ラグメン(風)
 羊肉
 玉ねぎ
 ピーマン
 トマト
 生姜
 にんにく
 コシのある細めのおうどん

お肉と野菜は食べやすい大きさに、生姜とニンニクは千切り〜みじん切りに。
生姜とニンニクを炒めて香りが出たところに、お肉を加えて炒めます。
お肉に大体火が通ったら、玉ねぎ、ピーマン、トマトの順に加えて炒めていき、
トマトでとろみが出てきたら、塩こしょうで味を整えて。
一旦お水で締めてから、軽く温めたおうどんにこの炒め物をかけて、頂きます。
インゲンやニンニクの芽を加えても。
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by paocha08 | 2011-12-04 21:54 | 黒茶・プーアル茶
宵越しのプーアル茶
急に寒くなりました。
今まで暖かすぎたのだけれど。

気温に合わせるように、茶腹生活も復活。
新しい茶壷をおろして、普洱茶(熟茶)を飲んでいます。

寒いシーズンのお楽しみ。

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さんざん飲んだお茶を、茶壷に入れたまま、一晩放置の普洱茶。
まさに宵越しのお茶なのだけれど、冷めていくお湯でゆっくり抽出されて、
朝を迎える前にキリッと冷やされる。
甘くてとろみがあるのに、キリリとしたお茶。
寝ぼけたカラダも、シャッキリと。
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by paocha08 | 2011-11-11 22:07 | 黒茶・プーアル茶
醸しました
「醸す(かもす)」

この言葉を知ったのは半年くらい前のこと。
借りてきた某有名漫画にはまったうちのダンナ。

「発酵させてお酒とかお醤油作ること「醸す」って言うんだってー」
「ふーん」

と、興味なく返事をした私。
半年後にリアル「醸し」にハマるとは・・・

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先日のお茶研のお土産で持ち帰った塩麹。
待望の1週間が過ぎて、今週からお弁当作りに大活躍中です。

なくなってしまったら、また1週間待たなくてはいけないので、
常備調味料にするため、早速、麹入手。
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今から仕込むつもりです。

ところで、シャンユエン、実はお茶研で初めて麹を見て、
今回初めて麹を購入しました。
スーパーの冷蔵品売り場で購入したのですが、
こうやって売られているんですね。

袋を見ると、保存期限は2ヶ月ぐらい。
さらに保存したい場合には冷凍保存すると書かれています。

そんな低温でも菌は生きていけるんですね。

ちなみに麹には、乾燥麹という長期保存が可能な
カラカラのものもあるようです。

菌なのに、乾燥してカラカラでも大丈夫なんですね。


普洱茶の熟茶の発酵には様々な菌が関わっていると言われていますが、
環境によって菌が違うからか、詳細なメカニズムがわかっていないのか、
あまり詳しい解説を目にすることはありません。

ただ、普洱茶(熟)の保存に冷凍庫は御法度だと聞いたことがあります。
麹が大丈夫なら、大丈夫な気がしますが・・・?
どうなんでしょうね。

もし冷凍がダメなら、私が札幌に引っ越すと
熟茶全部ダメになるってことですが・・・
(冬場に廊下に置いてたら、余裕で氷点下デス。)

なんだか、冷凍禁止説が疑わしくなってきました。

さすがに微生物学の領域までは追求できないので、
そのうち誰かが解明してくれるのを待ってます。
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by paocha08 | 2011-08-31 21:17 | 黒茶・プーアル茶
発酵三昧
定期的に参加している現代茶席研究会

今回のお題は「発酵」。
烏龍茶は半発酵だ、とか言うときの酸化酵素の発酵ではなくて、微生物発酵。

いつもお茶会のお菓子を引き受けて下さる方が講師だといことで、
勝手に天然酵母のお菓子を想像していた私。
会場のドアを開けたら、なにやらニンニクのパンチのある香りが・・・

正体はこちら、お茶研特製「発酵ランチ(「塩麹」のお土産付き)」。
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試食というには豪華すぎて、ものすごく美味しい研究会(笑)

試食の前にちゃんと、発酵食品とはなんぞやの講義も聞いて、
魔法の調味料「塩麹」を作る実習もして、、、と盛りだくさん。
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基本健康体で、上海駐在も(残念ながら)なんの問題もなく過ごしたシャンユエン。
よくある食品のキャッチフレーズ

「ナチュラル」「体にいい」「体にやさしい」

には、時にムリや不自然さを感じて、かなり抵抗が・・・。

でも、この発酵ランチ、ほんとうに美味しくて、
研究会は、どこかに偏ることなく、
バランスのとれたコメントが出る会だったので、お話も素直に聞いて。
今は、お土産にもらった塩麹が1週間後に完成するのを心待ちにしています。

で、お茶は?という話ですが、
「発酵」にちなんだお茶を4種類。

日本の黒麹発酵茶「山吹撫子」。
日本の後発酵茶「碁石茶」(高知)と「天狗黒茶」(愛媛)。
湖南省の千両茶。

気がついたら、「発酵」の代表格、
雲南のプーアル茶(熟茶)は、出番なく終了。
たぶん意図して出さなかったわけでもないのだと思うのですが、
逆に意図もせずに出ない・・・というマニアックさ。

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(上から碁石茶、天狗黒茶)

日本の後発酵茶2種類は、別名「漬物茶」と言われるお茶で、
樽で漬けて、乳酸菌で発酵させたお茶だそうで。
作り方も漬け物っぽいけれど、お茶も酸味があって、
漬け物をのせたお茶漬けのお湯を飲んでるみたいな(笑)

シャンユエン、実は10年近く前に碁石茶を手にしたことがあります。
たまたま、生産地の高知県大豊町を通りがかって、道の駅(?)で購入。

特に中国茶や日本茶に興味があったわけでもなく、
町の特産品で他のところになさそうだったので、購入しただけ。
そんなことなので、案の定そのまま、戸棚の奥へ、奥へと・・・

ひとつぐらい飲んだ記憶はあるのだけれど、
そのうち引っ越しのタイミングがやってきて、
美味しくもないと思ったからか、そのまま、ポイ。
・・・知らないって恐ろしい。

だから後悔もあって、お茶に詳しくなったここ数年、
味が気になっていたんですよ、ずっと。
思いがけず飲ませて頂き、なにか1つ仕事が片付いた気分デス(笑)

ごちそうさまでした。
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by paocha08 | 2011-08-23 00:32 | 黒茶・プーアル茶