カテゴリ:黒茶・プーアル茶( 34 )
雑なお茶
ここ数日、夏も休憩。
過ごしやすくて、幸せデス。

この隙に、熱いお茶を飲まねば!

縁があって、ウチに回ってきたお土産物の普洱餅茶。
開封してみたら、
e0129842_21335096.jpg


ん?
真ん中のへこみの形が・・・丸くない。
別に、誰かが削ったというわけではありません。
明らかに、雑で、最初からこの崩れた形に押されています。
そして、明らかにばらつきのある茶葉。
失敗作?


ま、とにかく味見、味見。

お湯を注ぐと
茶葉の色、
大きさ、
状態、
バラエティーに富んだ感じが、ますます顕著に・・・

e0129842_21335414.jpg


木炭入りだしーーー Σ( ̄ロ ̄lll)

e0129842_2133367.jpg


封印しました(笑)


ちなみに包装紙と内飛(※)は、国営普洱茶会社の社長(工場長)だった方が作った
超有名普洱茶会社製造の実在するお茶と同じものでした。

良い方にも悪い方にも、とにかくなんでもありな中国茶の世界。
見た目雑な感じのお茶には、ご注意下さいませ〜



※内飛:普洱餅茶の表側に茶葉に埋め込まれるように挟まれた紙片。
    製造会社や産地、生産年など、そのお茶のいわれが書かれています。
    
[PR]
by paocha08 | 2011-07-23 22:11 | 黒茶・プーアル茶
香港の茶荘へ
雑な顔のお皿のことを書いて、
香港旅行が途中になっていたことを思い出しました。

しかも、肝心のお茶話が。

e0129842_19361252.jpg


香港でのお茶は、新星茶荘で。
ビクトリアハーバーも見える眺めのよい32階のお店で、
上海とは違う香港らしいお茶を。

・・・というと、必然的に普洱茶に。
創業時に(今も?)卸商として営業していた強みで
うん十年ものの生茶など、出処もしっかり説明してもらえるビンテージが山ほど。
ご予算さえあれば・・・(笑)

お店が毎年オリジナルで作っている餅茶のシリーズもあって、
山、シーズン、配合など、確実な情報つき。
パッケージも香港らしく、モダン。

一過性の普洱茶ブームに乗った上海でお茶の素性に関しては半ば諦め、
味の好みだけで、買い物している状態とは、雲泥の差ございます(爆)

香港人のお客様の好みは、断然ビンテージの普洱生茶のようですが、
お財布が・・・

こちらは、社長企画のお茶。
昔ながらの香港人好みに仕上げた普洱熟茶だそうで。
e0129842_19421096.jpg


いろいろ説明して頂き、試飲もさせて頂き、
持ち帰ったのは、2.85kgのお茶でした・・・

円高ありがとーーーー!!


新星茶荘、30ドル〜2時間まで喫茶の利用も可能です。
お昼の眺めもすばらしいけれど、夜景、きれいだろうなー。
[PR]
by paocha08 | 2011-06-28 21:02 | 黒茶・プーアル茶
玄米 vs プーアル
最近、うちにある謎のお茶を飲んでみたりしています。
茶葉屋さんでもらったおまけとか。

ついにチャレンジした大物↓
e0129842_15494386.jpg


玄米普洱茶。



・・・ないな。

完全に玄米が勝って、世にも不思議なお味。
使われている普洱茶自体はそれほど悪くない感じなのですが。

e0129842_1625091.jpg


そして、ネックは保存。
長期保存熟成タイプの普洱茶に湿気る玄米・・・
長期保存向きでもないし、密閉容器で保存するんでしょうねぇ。
[PR]
by paocha08 | 2010-11-23 16:28 | 黒茶・プーアル茶
重陽節に滑り込み
あまりの暑さに、8月がまだ続いてるのかと思っていましたが、
9月も中旬が近づいてきました。

今日は9月9日。
「陽」最大の数である9が重なって、
陽の気も最大になるといわれる重陽節(重陽の節句)です。
菊を観賞したり、菊酒を飲んで長寿を願った中国の宮廷にならって
滑り込みで菊プー(菊花普洱)を。
e0129842_2357034.jpg

ずっと前に買ったミニ普洱沱茶の詰め合わせに
菊の入ったお茶があったのを思い出して。

沱茶(トウチャ/だちゃ)は、普洱茶をお椀型に固めたもので、
多いのは手のひらサイズぐらいなのですが、これは1回分の茶葉を
固めたミニバージョン。
一緒に菊の花びらが固めてあります。

実は、これを見たとき、

菊入りか。。。

とちょっとがっかりしたので、今日まで放置していたのですが。
というのは、菊がそもそもあまり好きではないのと、
混ぜモノがしてあるお茶はあんまりよいお茶ではない可能性が高く
しかもお値段的にも安い菊があらかじめ混ぜてあるから。
e0129842_044818.jpg


あ、でも、大変失礼いたしました。
これ、かなりいいお茶でした。
芽満載で、ホールリーフ。
湯色もクリアーできれいだし、1煎目から甘みのあるお茶でございました。

でも、茶葉がいいだけに、やっぱり菊混ぜるのはもったいない気が・・・

ちなみに菊を普洱茶と混ぜた菊花普洱は
とてもメジャーなブレンド茶です。
[PR]
by paocha08 | 2010-09-09 23:50 | 黒茶・プーアル茶
冬奥会
e0129842_23402553.jpg


冬のオリンピック運動会もあとわずか。
冬奥会は中国の冬のオリンピック(冬季奥林匹克運動会)の略です。

冬のスポーツで私が知っている中国語は

滑氷
滑雪

ぐらい。
解説なしでもわかるそのまんまさ(笑

こんな時にしか使わない中国語、
ちょっと気になってニュースサイトを見てみました。

1. 単板滑雪
2. 速度滑氷
3. 氷球
4. 雪車
5. 花様滑氷
6. 空中技巧
7. 氷壷

さて、なにがなにかわかりましたか?
すごく上手に表現されているものがいっぱいあって感心しちゃいます。

順に、

1. スノボ
2. スピードスケート
3. アイスホッケー
4. ボブスレーまたはスケルトン
5. フィギュアスケート
6. エアリアル

最後(7)はわかりましたか?
氷の壷と書いて、カーリング!!
あれを壷と見立てたか・・・(笑

ということで、トップのお茶はオリンピックつながりで
2008年北京オリンピックを記念して作られた2005年産の普洱茶でした。
[PR]
by paocha08 | 2010-03-01 00:06 | 黒茶・プーアル茶
みかん普洱
予想気温20℃って・・・
昨日より10℃以上上がる予定の東京です。

庭のみかんもそろそろ終わりを迎えています。
味が濃く、美味しく食べられたのは2週間ぐらいでしょうか。

今年は、これ↓にチャレンジしようと思っていたのですが

e0129842_924447.jpg


陳皮普洱茶。

陳皮というのはミカンの皮を干した漢方食材です。
咳や痰、高血圧に効くとか言われています。

お茶を詰めて干したのだと思うのですが、
うちのみかん、皮が極薄でそもそもきれいに剥けないのでムリでした。
[PR]
by paocha08 | 2009-12-12 09:31 | 黒茶・プーアル茶
春節名物
昨日で5日間のお正月休みが終わり
中国は今日から通常営業。
(平日を日曜日に振り替えて前倒しの休みにして、
日曜日は振り替え平日・・・ややこしい☆笑)

ただ、通常営業と言っても、オフィスワーカーの方々が通常に戻るだけで、
出稼ぎの方々は、てんでばらばらに戻ってきて、順次営業再開。
しまいには、気が変わって戻ってこないことも(・O・;
ゆる〜い、中国です。

さて、お正月休み最後の昨日は「初五」と呼ばれる日。
財産の神様がやって来る日だと言われています。
ということで、ここは・・・

花火・爆竹

で迎える!!

旧暦1月1日に次いで花火・爆竹の激しい日です。
その様をある人は「市街戦だ」と言い、ある人は「空爆だ」と。

とにかく、ものすごい量ですので、夜10時を過ぎると
外からは絶え間ない爆音と共に火薬の香りが漂ってきます。

今日は、皆様に、中国の花火・爆竹事情を少しご披露しましょう。
これ、春節前に街のあちこちに開店(?)する花火屋さん。
e0129842_15105626.jpg
e0129842_15112718.jpg

お菓子ではありません。すべて、爆竹・花火。
これだけ並べられると、かなり怖いんですけど・・・
さすがに横の看板に「タバコ厳禁」って書いてあります。
ちなみに現地の方の収入から考えると、かなり、高価です。

これは大晦日の日。
すごく近くで音がしたので、ベランダに行ってみたら

e0129842_150772.jpg


目の前に花火の中心があった図(怖)。
燃える・・・撃ち殺される・・・

容赦ないので、春節前後、ベランダに燃えやすいモノを置くのは厳禁デス。
窓ガラスが火の粉で溶けたとか、洗濯機が溶けたとか、ザラですから!!

ちなみに今年のお正月、上海では3万人のお掃除屋さんが出て、
夜通し燃えかすのお掃除をしたそうです。
花火と爆竹の残骸1200トン・・・

これ、2年前の春節のある朝、うちの前の道に落ちてた燃えかす。
100連発?
e0129842_1517279.jpg



とにかく、めでたい1年でありますように!!

e0129842_15222266.jpg

[PR]
by paocha08 | 2009-02-01 15:24 | 黒茶・プーアル茶
においバイバイ、ブーアル
e0129842_10413886.jpg


今日は「おうちで中国茶講座その4」。

普洱茶(熟茶)を少しでも美味しく、
ますます美味しく飲みましょう〜です。

プーアル茶が嫌われる理由は、その独特のにおい。
古い家のにおいというか、なんていうか・・・

ま、要するにカビ臭さなんですけど。
これ、別に日本人がイヤなだけではありません。
中国の方も、嫌います。

だから、美味しいプーアル茶の基準はこのかび臭さがないこと。
乾燥した茶葉の状態でも、お茶として入れた状態でも、これが評価になります。

その臭さ、取り除いて、プーアル茶を見直しましょう。
一度飲んで、ダメだ、と思ったまま、棚の奥底にあるお茶も、これで飲めるかも?


まずは熱湯を用意します。
ぐらぐら沸いた100度のお湯でお願いします。

いつものように使う茶器を温めて下さい。
茶葉は150ccあたり、3gが目安です。
茶葉を入れたら、100度の熱湯を勢いよく注ぎましょう。
注いだらすぐに捨てます。

においが気になる方は、これをもう一度。
このお湯は茶杯を温めたりするのに使わずにそのまま捨てて下さいね。
茶葉を洗ったお湯は、一番においがきついので、これで茶器を温めると、
においまで移ってしまいますよ。

茶葉にまた100度ぐらぐらのお湯を注いだら、30秒〜1分程度待ちます。
ここでできる方は、浮いているアクを取るといいですよ。

あとはそれぞれ茶杯に注いで、どうぞ。

100度の熱湯を使うこと、1~2回洗うことで、
かなりにおいが抑えられるとおもいます。

e0129842_10422585.jpg


茶杯は口の広がったものを使うと、においが発散して、
より飲みやすくなりますよ。
1煎目でにおいがまだ気になる方は、2煎目を入れるまでの間、
急須の蓋を開けておくとよいかもしれません。

教室やお茶屋さんでは、紫砂壷を使って入れます。
余分なにおいを取り除いて、まろやかなお茶になるから。
ただし、紫砂壷の場合はプーアル茶専用の茶壷にしましょう。
茶壷ににおいがついてしまいますので。

中国茶の道具、もってないよ、という方、
おうちにあるティーポットで同じようにどうぞ。
茶杯は日本の湯飲みよりも口の広い、ティーカップがよいかもしれません。

めくるめく普洱茶の世界をどうぞ!
[PR]
by paocha08 | 2008-11-30 10:44 | 黒茶・プーアル茶
熟したお茶、生のお茶
さてさて、今日は普洱茶について、その2。

普洱茶は後発酵のお茶です。
100%発酵を意味する「全発酵」とはちょっと違います。
だから、出荷の時点で100%発酵してるとは限りませんよ。
製造して、寝かせて・・・寝かせることで発酵が進んでいくんです。
だから後発酵。

e0129842_2332979.jpg


これ、私が今日飲んだ普洱茶です。
日本では一般的に真っ黒な普洱茶が流通しているので、
大抵の方は、え?って言われます。
私も、言いました。

実は、普洱茶には、大きく分けて2種類の全く違うお茶があります。

熟茶と生茶。

日本で一般的に流通しているものは熟茶。真っ黒なお茶です。
生茶は緑~黄色っぽいお茶。写真のお茶です。
あまりの違いに愕然としますね。

これにはプーアル茶の製法が大きく関わってます。
もともと古くから作られているプーアル茶はこちらの生茶。

保存したり、長い距離を運んだりしているうちに、自然に少しずつ発酵が進み、
いつの頃か、発酵の進んだものがまろやかで美味しいと珍重されるようになりました。
しかも、20年、30年と経ったのが美味しいと。

でも作るのに時間かかりすぎでしょ!
ということで、考え出されたのが黒い普洱茶「熟茶」の作り方です。

製茶の終わった茶葉に人為的に菌をつけ、
気温と湿度のコントロールされた倉庫で寝かせます。
そうすると微生物によって発酵が進んで、
半年〜数年で生茶20~30年後の味が完成!

これなら大量に作れますね。

この作り方が考え出されたのは1970年代。
だから、熟茶はどれだけ古くても30年ものです。

もちろんどちらのお茶も作ったその年から飲めますよ。

でも、この作り方の違いで、お茶の見かけも、味も、香りも
そして、効能も全然違うんです。

生茶はどちらかというと見かけも味も緑茶に近い感じ。
カラダを冷やす働きがあります。
熟茶は、皆様ご存じの、紅〜黒の湯色で、少し古い家のようなにおいがします。
効能といえば、生茶と逆でカラダを温めてくれるそう。


どっちがヤセルか?

どっちでしょうか・・・・私も知りたい。
[PR]
by paocha08 | 2008-11-16 23:37 | 黒茶・プーアル茶
マニア受けの理由
さて、前回の続き。
マニアックなお茶、普洱(プーアル)茶。

とてもマニアックなお茶なのですが、日本では意外と知名度高いですよね。
やせるお茶だとか言って。
ただし、その独特のにおいで嫌われること、限りなし(苦笑)
そのイメージで、上海にいる日本人でも普洱茶を敬遠する人、多いです。

でも、マニアには絶大な人気を誇るこのお茶。
理由は3つ

1. 種類が多い
2. 寝かせて育つ
3. まだまだ研究途上

原料に使う茶木の品種、それに採取する山によって、
そして加工過程や保存状態によって、
全然違うお茶になるんです。だから種類は膨大。

しかも、歳を重ねる毎に、日を重ねる毎に、発酵が進むので、お茶の味は一期一会。
もともと少数民族が作っていたお茶でマイナーだった上に、
日々状態の変わる生きているお茶なので、
実はまだ分かっていないことも多くて、研究途上。

その歴史は、もはや古文書や民族に伝わる伝説を紐解くレベル。

だから、普洱茶の本は、歴史書みたいなもの、骨董品カタログみたいなもの、
科学的な研究論文みたいなもの、と様々なものが出版されています。

e0129842_12391810.jpg


そんなせいか、普洱茶屋さんは、決まってマニアックな雰囲気。
保存して熟成するお茶なので、お店は天井まで積み上げられたお茶のストックで
薄暗い倉庫状態だし、お客さんはほとんどおらず、いるときは、
常連数人で何時間も静かに盛り上がってる感じで、見るからに一見さんお断り。

ちなみにお客のいないときの店主は、読書(研究中?)が基本です。
しかも、他のお店と違って、店主は年季の入ったおやじ率高し。

その場合は、お茶飲みながら、タバコ片手に読書・・・

どっちにしても入りずらい。
なので、私が普洱茶専門店に初めて入ったのは、市場に通い始めて約1年後。
あまりにマニアックで、素人が行くと騙されそうなんですもん。

e0129842_1235158.jpg
e0129842_12352935.jpg


そんな普洱茶、産地は中国の南に位置する雲南省の山の中。
古くから少数民族が作っていて、馬で都に運んだりした歴史があります。
だから、多くの普洱茶の形はぎゅっと固めて運びやすいように
成形されているんですね。

あらら、、、すでに長くなっちゃってますねぇ。
お茶の種類のお話や噂される効能のお話は、また次の機会に。
[PR]
by paocha08 | 2008-11-09 12:44 | 黒茶・プーアル茶