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今週も寒いの希望!
桜の開花宣言から1週間。
寒かったので、開花は進まず、まだ1分〜3分咲きですね。

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それでも日に日に着実に開いていく桜。
朝と夕方では咲き具合が目に見えるほど違ってます。
でも、満開は来週末まで待って欲しいなー。

・・・と、今週も引き続き寒いことを密かに願っているシャンユエンです。

ちょっとずつ春めいてくると、不思議なことに、
冬の間、全然飲みたいと思わなかった緑茶に手が伸びます。

ということで、今日のお茶はこちら。

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よく言われるんだけど、わかめじゃないですよ。
太平猴魁(たいへいこうかい)という緑茶。
長くて大きな葉っぱ、そして葉っぱについた網目が特徴です。

大味なのかと言えば、とんでもない。
甘みがあって、まるみがあって、喉が潤う感じ。

信じられないくらい山奥で、丁寧に作られているお茶ですよ。
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by paocha08 | 2009-03-29 23:16 | 緑茶
グラスで紅茶
中国茶はゆるいというお話を書いたあとなので、今日もゆるい感じで。
今日のお茶は祁門(キーマン)紅茶です。

すでに、中国の紅茶は茶葉、入れ方が
イギリス式とは違うというのは以前ご紹介しました。

が、さらに今日はゆるく行きましょう。

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ザ・祁門紅茶のグラス飲み。
もう、ゆるさに懸けて、これに勝る飲み方はないでしょう。

アフタヌーンティーのセッティングには、
ポットやらカップ&ソーサーやらスプーンやら
お茶セットだけでいっぱいですけど、
これ、グラスだけ。

茶葉はそのままバサッと入れて、お湯をジャッと。
少なくなったら、茶葉を替える必要もなく、お湯足すだけ。

買ってきたケーキを一刻も早く食べたい
食いしん坊さん(誰だ?)にぴったりです。

面倒くさがりのシャンユエンにも・・・


ただし、ポイントがいくつか。

あまりに細かく粉砕した茶葉には向いていません。
最初にグラスの4分の1から3分の1程度の熱湯を注いだら、
グラスをくるくると回し茶葉を浸らせましょう。
これで、茶葉が浮くのを抑えられます。

横着なティータイムをどうぞ!
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by paocha08 | 2009-03-25 22:50 | 紅茶
教科書通りにいかない話
東京も桜、開花♪
強風の3連休でしたが、近所の公園まで
ちょっと様子を見に行ってきましたよ

・・・カメラ忘れたけど(爆)

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写真は去年か一昨年の上海の桜です。
やっぱり桜は日本が、
しかもまず花がいっぱいに咲くソメイヨシノが一番よねー
と思うシャンユエンです。

さて、本日は教科書通りにいかないお話です。

中国茶は上級者になるとアレンジを求められます。
それは、テーブルコーディネートはもちろん、茶器の選択、
そして手順や入れ方まで。

そこには様々な理由があるのですが、その一つは

茶葉の種類が豊富で、しかも産地や季節、
茶葉の状態によって、面白いほど味が違うこと

にあるかな、と思っています。

テキストに書かれた決まった入れ方だけでは、
お茶の種類さえカバーできない・・・

だから、茶芸師は、たった今、いれようとしている
お茶の持ついいところをどれだけ引き出せるかが問われるんです。
試験でも、お茶の味が一番の高配点です。

同じ種類の茶葉でも、その時々の茶葉の状態で
ちょっとずつ入れ方を変えます

茶缶の底の方の細かくなった茶葉なら、
ちょっと時間は短めにとか

教室で習ったこと、教科書は、基本だけど、それが正解とは限らない。
場面を見ながら、茶葉を見ながら、そのとき一番美味しく感じられるように
入れるのが茶芸師に求められることみたい。

うーん

確かにお部屋のアレンジとか、茶器の選択は、
日本の茶道でもイギリスの紅茶なんかでも求められるようだけど、
お茶の入れ方までって・・・
自由度が高いというか、自由というよりは、臨機応変さが必須?!

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先日、とある中国茶専門店に立ち寄りました。

楽しみにしてたのですが、お店の方が入れてくれた1煎目、苦い!!
香りもない(×_×)
思わず蓋を開けて、茶葉を見た私です。

艶もあって結構よい茶葉なのに。
お店の人、ちょびっと味見してたのになー
残念!

2煎目からは自分で好きなように入れましたよ。

教科書に書いてある入れ方はあくまで基本。
せめて「基準」とぐらい書きたいところだけど、
中国茶の場合は、あまりの違いに「基準」とさえ言えないかもしれません。

とあるお茶教室では抽出時間1分30秒と教えているところ、
他の教室では30秒ぐらいだったりするし。

ということで、どの教科書が正しいとか
教科書通りに入れれば美味しいとか
そういう話ではないのですね。

逆に、美味しいと思えるお茶が入れられれば、
それでいいのです

奥が深いと言われる中国茶の世界ですが、
最近は、奥が深いんじゃなくて、ゆる〜い感じとか
フリーダムな感じがしています(爆)

皆様もゆるい感じで中国茶のひとときを。
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by paocha08 | 2009-03-23 23:38 | その他
茶人のおもちゃ
ぶさかわ?!

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これは・・・?!
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えっと・・・いや、失礼。
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・・・意味ありげ?
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すべて、茶玩具と言われる、置物です。
以前「紫砂壷」という急須をご紹介しました。
お茶を入れれば入れるだけ、お茶が美味しく入り、
茶壷は美しくなるというステキな道具。
その茶壷と同じ素材でできているのが、この置物です。

お茶を入れるとき傍らに置いておいて、余ったお茶などをかけていくと、
茶壷同様、いい色に変わっていって、ピカピカになるという・・・

それから、例えば口とかに小さな穴が空いているので、
最初に冷たいお水に入れておいて、茶器を温めるのに使ったついたお湯をかけると
ピューッと水を吹き出すとか・・・なんとも地味な玩具デス(笑)

他のお茶道具同様、縁起のよいものがモチーフになっていますが、
微妙なデフォルメ加減とか、ちょっと日本人には理解しがたいものも多く・・・
よーく探さないと、カワイイと思えるものに出会えません(笑)

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by paocha08 | 2009-03-15 23:41 | 茶具
飛び込み営業
雨ばっかりでいやな感じの今日この頃。
気分まで暗くなりそうですが、花粉症の方々は少し楽でしょうか。
シャンユエンは今年もまだ大丈夫そう☆

空気の汚い上海。
杉がないせいなのか、植物の品種などが少しずつ違うせいなのか、
よくわかりませんが、花粉症の人、ほとんど見かけません。
日本で花粉症の方々も、上海では安心という話もよく聞きます。

中国でも一応、症状自体は存在していて、言葉もあります。
そのまんま、花粉症。
漢字なので一見わかりませんが、要するに日本からの外来語ということですね。
ちなみにアレルギーは「过敏」。
つまり「過敏」。
免疫学的な反応をよく言い表した言葉そのままで、わかりやすいですね。

さてさて、数年前、今は亡き某健康番組で花粉症に
「凍頂烏龍茶が効く」とか言って、一時期大ブームになりましたね。
結局、効くんでしょうか?

さて、今日はその凍頂烏龍茶にまつわるお話。

ある日、市場で試飲してた私。
そこへやってきた中国人男性二人。
腰をおろすと、バッグから茶葉を取り出し、店員さんに向かって

「凍頂烏龍茶なんだけど、今、置いてくれる店探してるんだよね。飲んでみて。」

と。
お客さんじゃなくて、飛び込み営業ですかい。

そもそも市場の中は
ご実家や親戚がお茶農家だったり、
お茶会社直営店だったりするのに
飛び込み営業なんてあるんですねー。

というより、看板よく見て、入ってくればいいのに。
私にお茶を入れてくれてたお店の女の子

「ここは岩茶会社のお店だから他のお茶は入れないの。
ま、うちの茶でも飲んで休んでって。」

私と並んで試飲すること数十分・・・

「このお茶も美味しいから、一度飲んでみてよ」
「台湾のお茶は味が薄いからあんまり好きじゃない。岩茶飲み慣れてるし。」

はっきり言いますな、女の子。
でも、岩茶は烏龍茶の中でも香りも味もしっかりした力強いお茶で、
しっかり発酵させて、しっかり焙煎かけてます。
確かに台湾の烏龍茶とは対極的かも。

それでも、飲んで欲しいという営業マンにお店の子、
しぶしぶお茶を入れて、他の店員さんも交えてみんなで試飲。
岩茶専門店でなぜか凍頂烏龍茶を飲むというおかしな光景に(笑)

お店の子たちの反応は、やはり今ひとつ。
飲みなれないお茶は宣言通り美味しいと思えないようでした。

私が立ち去ろうとするとき、もうすっかり戦闘意欲を失った営業マンが

「そのお茶、ちょっと彼女に分けてあげてよ」

と。
なぜか私がサンプルを頂きまして。
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お店にあった袋に小分けしてくれたので、岩茶専門会社の袋入り凍頂烏龍。
ある意味、レアもの。
しかもしっかりひとパック分の50g。
中に酸化防止剤まで入れてくれてたよ(・o・)

今日も愉快なお茶市場でした〜
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by paocha08 | 2009-03-06 20:36 | 青茶
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明日は3月3日。
日本はひな祭りですね。

中国にはそれらしきものは見当たりませんが
3月3日という日取りや桃の意味には中国の影響があるみたい。

写真は、日本からも上海からも遙か遠く、ユーラシア大陸の真ん中、
新彊ウイグル自治区の中心ウルムチからさらに120km。
「天池」という湖です。
気温マイナス10度以下で、歩ける感じにカッチカチですけど。
伝説では仙人が桃を食べた場所だそうです。

中国では桃は不老長寿の象徴とされていて、おめでたいもの。
だから、茶器にも桃柄のものがいっぱいあります。

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この杯子、桃とコウモリの柄です。
桃とコウモリは吉祥模様としてよく使われます。

なんでコウモリ?
と思ったら、コウモリは中国語で、福の発音と同じ音の
文字が使われるからだそうですよ。

さて、お茶ですが、今日は桃の香りのお茶。
広東省の烏龍茶、単枞の蜜桃香です。
見るからに甘そうな名前ですね。

・・・って、お茶写ってないし!!
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by paocha08 | 2009-03-02 22:49 | 茶具