<   2010年 06月 ( 4 )   > この月の画像一覧
雨の日のお茶
東京は、例年より雨が少ない気がする梅雨ですが、
すっきり晴れず、しっとりとした空気はやっぱり梅雨でしょうか。

e0129842_103407.jpg


またカエルと飲みますか、、、

中国語&文化の勉強不足かもしれませんが、
中国で「雲」は吉祥模様や縁起のよい言葉の一部に使われているのを
よく見るのに、雨って・・・あんまり見ませんね。
お茶作りにも雲(というか霧)は重要だけれど、雨はそこそこでよいものですし。

・・・とかなんとか考えているうちに思い出したお茶。

「南京雨花茶」

このお茶の名前を初めて聞いたとき、「南京」はともかく、
雨の花なんて、なんてきれいな名前のお茶なんだろう、と思いました。
今、手元にある茶葉があまり理想の形状ではないものなので、
写真ではわかりにくいですが、とても細くて、まっすぐで、
サーッと降る小雨みたい?と想像も膨らませたものです。
e0129842_10373625.jpg
e0129842_10372245.jpg


・・・が、このお茶、「雨花」までが地名。

「南京の雨花台」

からきた名前です。
このお茶の産地、南京に、雨花石という様々な模様の入った
メノウが採れる雨花台という場所があります。

じゃ、その雨花石にお茶が似ているのか?
と、まだ救いを求める私ですが・・・

その場所、国民党時代、処刑場として使われていたところで、
中国共産党にとって、歴史教育上、重要な場所。
お茶の名前は、生産地と生産が始まった時期が
歴史と重なってつけられたもの。

・・・なんて、生臭い、政治的なお話orz

お茶って、贅沢品なだけに、
風流で済まされないナニカがあったりするのよね。
[PR]
by paocha08 | 2010-06-27 10:48 | 緑茶
梅雨入り
e0129842_10475998.jpg


関東も梅雨入りして、一気に気温と湿度が上がってきました。
GWに手に入れて、なんとなくそのまま放置されていたこの方、
今が箱から出るチャンスです。

マレーシア旅行で楽しみにしていたお買い物の1つ、ピューター。

ピューターというのは、錫に少し他の金属を加えた合金です。
マレーシアは、近年まで錫の世界的産地として有名で、
工業的な利用はもちろんですが、
イギリス植民地時代からピューターの食器などの生産が盛んだったよう。

錫は、その融点の低さ(加工のしやすさ)と輝きから、
紀元前1500年とも言われる大昔から器に利用されてきました。

中国では、その美しさはもちろん、密閉性の良さから、
お茶を保存する茶筒として利用されていました。

日本への錫製品の伝来は、お茶の伝来と同時。
つまり、錫の茶筒にお茶が入れられて、やってきました。
遣唐使の時代です。

e0129842_11273934.jpg


・・・なら、お買い物は茶筒が王道だと思うのですが、
ま、そこまで大事な茶葉もないし、ビジュアル的に茶壷に決定。

熱伝導性が高くて、熱々のお茶を入れられるという
ピューターならではの利点があるわけですし。
科学的には根拠がないようですが、
お茶がまろやかになるという経験則(?)もあるようですし。

e0129842_11263257.jpg


なんて書いておきながら、実は、ピューターのお買い物には、
最近まで全く興味のなかったシャンユエンです。
マレーシア旅行の先輩emilinちゃんに触発されました。
ありがと〜。
大事にしようね、カエルさん。
[PR]
by paocha08 | 2010-06-19 11:34 | 茶具
マレーシア紅茶
マレーシアでお茶が栽培されていて、マレーシア紅茶のブランドまで
あると知ったのは、emilinちゃんに教えてもらった最近のこと。
しかも、その紅茶が意外(失礼!)にもおいしくて、驚きました。
e0129842_1172090.jpg

マレーシア紅茶の代名詞的なブランドがこちらBOH(ボー)社
標高1500mの高原、キャメロンハイランドで
紅茶のプランテーション(この言葉、懐かしい!)を展開しています。
歴史はそれほど古くなくて、イギリス統治下だった1929年から。
もちろんイギリス人によって始められました。

HPによれば、年間生産量は4千トン。

・・・あんまりイメージがわかないですねぇ。
静岡県内で生産されるお茶(荒茶)が4万トンなので、その10分の1です。
この4千トンは、マレーシアの茶葉生産量の70%にあたるそうなので、
マレーシアは、それほど茶葉生産が盛んな国ではないようですね。

スーパーに行くと、BOH社の紅茶がずらりと並んでいるので、
多くが国内消費されるのではないかと思います。
HPを見ると、「アメリカ、UAE、日本、シンガポール、ブルネイ」
に輸出していると書いてありますが。

BOHの紅茶、スタンダードなものはCTC製法になっています。
CTCというのは、Crush(潰す)、Tear(引き裂く)、Curl(丸める)の略で、
茶葉は小さな粒々になっています。
すばやく濃いお茶が抽出できるので、きっとテ・タレに向いていますね。
e0129842_1191081.jpg

他には、南国らしく、南国フルーツのフレーバーティーが
伝統工芸の柄をあしらった箱でそろっています。

フレーバーティーが若干苦手なシャンユエンは、
スタンダードなものをグレード違いで。
e0129842_1165640.jpg
e0129842_117661.jpg

CTCが基本なのに、一番手前の缶だけ突然、
完全な状態の大きな茶葉が出てきて、驚きました。
もちろんグレードと香り&味は顕著に比例するのですが、
赤缶がティーバックになったものでも、ティーバックとは思えない、
そしてCTCとは思えないほど、渋みもなく甘い香りのお茶が楽しめます。

マレーシア、紅茶好きには穴場ですね。
[PR]
by paocha08 | 2010-06-05 11:15 | 紅茶
そういえばマレーシア
気温が上がらなくても、いつの間にか6月です。
クールビズです、と言われても、朝晩は上着が要りますね。

約1ヶ月も経ってますが、GWの話を。
シャンユエン家、GWはマレーシアに行ってきました。
どこの国に行っても、楽しみなのがお茶。
今回は2つのお茶を楽しみに。

1つ目は、これ。
e0129842_20375390.jpg

テ・タレと呼ばれるミルクティー。
(写真はシンガポールのですが。)

ミルクの代わりにコンデンスミルク、それにお砂糖が入って、
熱くてもガラスのマグで出てくるのが定番。
休憩はもちろん、お昼どきの食堂でも、スパイシーなお料理と一緒に
おじさんがオーダーしてたりして。
蒸し暑さにまったりとした甘さがなぜかよく合い、
バテた体が復活する魔法のドリンクです。

もう1つはこちら。
e0129842_20554129.jpg

アフタヌーンティー。
マレーシアは、イギリス統治の影響からか、
ホテルでお手軽にアフタヌーンティーが楽しめます。

マラッカで寄ったこちらのホテルは、1930年頃のご邸宅を再現したホテル。
e0129842_20522927.jpg

e0129842_21332052.jpg


頂いたのは、3段トレーと紅茶。
e0129842_21334890.jpg

ピンク色のお菓子は、マレーシアの伝統的なお菓子、クエ。
ココナッツミルク風味のういろうのような、おもちのような。
他に、インド料理の影響をうけたミニサモサ、そして中華風な春巻きも。
紅茶は、マレーシア産の紅茶で、BOH(ボー)社のもの。

多民族国家マレーシアの食文化が凝縮されたティータイムでした。
[PR]
by paocha08 | 2010-06-01 21:45 | 紅茶