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香港の茶荘へ
雑な顔のお皿のことを書いて、
香港旅行が途中になっていたことを思い出しました。

しかも、肝心のお茶話が。

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香港でのお茶は、新星茶荘で。
ビクトリアハーバーも見える眺めのよい32階のお店で、
上海とは違う香港らしいお茶を。

・・・というと、必然的に普洱茶に。
創業時に(今も?)卸商として営業していた強みで
うん十年ものの生茶など、出処もしっかり説明してもらえるビンテージが山ほど。
ご予算さえあれば・・・(笑)

お店が毎年オリジナルで作っている餅茶のシリーズもあって、
山、シーズン、配合など、確実な情報つき。
パッケージも香港らしく、モダン。

一過性の普洱茶ブームに乗った上海でお茶の素性に関しては半ば諦め、
味の好みだけで、買い物している状態とは、雲泥の差ございます(爆)

香港人のお客様の好みは、断然ビンテージの普洱生茶のようですが、
お財布が・・・

こちらは、社長企画のお茶。
昔ながらの香港人好みに仕上げた普洱熟茶だそうで。
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いろいろ説明して頂き、試飲もさせて頂き、
持ち帰ったのは、2.85kgのお茶でした・・・

円高ありがとーーーー!!


新星茶荘、30ドル〜2時間まで喫茶の利用も可能です。
お昼の眺めもすばらしいけれど、夜景、きれいだろうなー。
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by paocha08 | 2011-06-28 21:02 | 黒茶・プーアル茶
紅茶ブームの果て
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上海のお茶博で貰ったサンプルで気になったものがあったので開封してみました。

お茶博の中でも最も力(お金?)が入っていたブース、貴州省のメーカー。
緑茶メーカーだと思うのですが、配布されたのは、紅茶。
貴州省の紅茶というのは聞いたことがないので、恐らくブームに乗った新製品かと。
(中国茶業界は今空前の紅茶ブームです。)

一体、どんなことに?

と、楽しみに開封。
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一袋5g、随分長い茶葉から丸まった金芽まで、バラエティに富んだ茶葉登場。
そうきたか・・・ある意味、期待を裏切らないわ。

入れてみたら、茶葉のバラエティーを反映したように色んな味がしました(笑)
だって、1枚だったけど、思いっきり緑茶の葉っぱも入ってたもの。

貴州省の紅茶、
数年後には幻になってるか、
劇的に製造技術が上がって、見違えるか、
どっちにしてもこの茶葉、貴重品?!
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by paocha08 | 2011-06-27 23:17 | 紅茶
どこかで見た顔
軽いサイクリングがてら、博物館へ。
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常設展の他にやっていた展示は古い珈琲店の店主さんのコレクション。
世界を巡り歩いて集めた珈琲器具、そして、未開封のコーヒー粉(!)まで。

その中に我が家と同じ、
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ひどい顔が(笑)
別に3Dではありません。
微妙なズレ加減だけど。

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シャンユエン家の場合、長径20cmぐらいの楕円形のお皿の一部ですが、
博物館で展示されていたのは、同じ柄のコーヒーカップとソーサーでした。
絵付けのズレ加減や陶器の古さ加減からして、たぶん同じ年代の同じシリーズかと。

私は、30〜40年前の景徳鎮を中心に扱っている香港のお店「事百機」で、購入。
ガイドブックにも載っているお店ですが、倉庫みたいで、
ちょっと昔の香港好みなのか、大陸ではあまり見かけない派手な絵付けの
景徳鎮がいっぱいで楽しかったです。
塗料の関係で食器には使えないものもある、との情報もありますが。

どれもかなり大雑把な手描きなので、
アップで見るモノじゃないですが、アップで見ると、突っ込み処満載。
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by paocha08 | 2011-06-25 09:34 | 茶具
毛玉
梅雨らしいお天気が続いています。
湿気でお茶も劣化しやすいかもしれないけど、その分、香ってちょっと嬉しい。

久しぶりに飲みたくなって、ものすごく久しぶりに買ってきた龍井茶。
先日のお茶会にも、ちょっと怖々出してみました。

なぜ怖々か、と言えば、中国緑茶は意外とウケが良くないから。
日本のお煎茶のイメージが強くて、渋みがない中国緑茶は
物足りないとか、豆のようなほっこりした香りが苦手とか、
よく言われるから。

それでも、思い切って現地式にグラスで出したら、
こちらが差し湯する間もなく、飲み干してくださる方、多数。
ほっとしました。

で、その龍井、袋を開けたら、コロリとしたゴマサイズの見慣れぬ物体が。
虫?!

一瞬ぎょっとしましたが、植物らしきことは判明。
なにかの種か花か・・・
いずれにしても茶じゃない植物が混ざってるって・・・品質微妙だわ。
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と、思うこと1週間。

たまたま見せて頂いた龍井の製茶工程の写真に同じ物体を多数発見。
写真の説明には、
「産毛が集まってできた毛玉を取り除きます。」

あ、毛玉ですか。

しかも、そんな地道な作業があったとは・・・
枝やよくない葉を取り除いたりという作業はよくあるけれど、
このゴマ粒サイズのフワフワした毛玉は大変!

すみません、品質疑って。
確かに、ほんとに気合いを入れた超高級品には
取り忘れとかさえないのかもしれないけれど、
若葉いっぱいの春茶ならではの産毛。
毛玉は、その証として、ありがたく見せて頂きマス。

そんなこんなで、このお茶、グラスにはけっこうな量の産毛が浮きます。
お茶会で説明し忘れたんだけど、ご参加された方々、

「埃、いっぱい・・・」

とか思ってないといいなぁ。



ところで、昨日、近所の一軒家レストランに行ってみました。
というか、普通の住宅街で、普通のおうちに挟まれて、
ふつうに表札がかかっていて、看板ものれんもないし、ほんとに普通の一軒家。
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いいなぁ、こういう趣のあるおうち。

で、ここで頂くのは、意外にも中華のフルコース7〜8品。
いくつかは、写真忘れて、食べちゃった。
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これでいいいの?っていうぐらいリーズナブルだけど、
おいしくて、ゆっくりできて、贅沢。
常連目指します!
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by paocha08 | 2011-06-19 21:12 | 緑茶
South of the Clouds
今日は珈琲です。

今日のタイトルなんか素敵でしょ。
雲の南→雲南なんですけど。

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スターバックスのご当地ブレンドコーヒーで、
雲南省の豆とアジア太平洋地区(←広っ!)産豆のブレンドです。

中国名は「凤舞祥云」(=鳳舞祥雲)。
なんかいい感じですね。
パッケージも鳳凰と雲。

雲南のコーヒー栽培は、結構昔から(100年くらい?)細々と続いていたらしいのですが、
ここ数年、注目されていて、スターバックスは、2009年から自社農場を作って、
本格的栽培に乗り出したよう。

新興国での消費量が増えたり、生産地の賃金が上がって、
価格が高騰しているコーヒー豆。
最近は、スターバックスの他にも、新たな産地として雲南に
注目している企業がたくさんあるようです。

日本の企業では、UCC上島珈琲が最近取引を始めるかどうか、
というところらしいです。
(→ちょうど、NHKの番組で特集していました。)

ふーん、どうりでお茶博やお茶市場で珈琲の看板を
見かけるようになったわけですね。
茶葉に次いで、有力な外貨獲得源になりそうですもんね。

そんな話はともかく。

このコーヒー、スターバックスらしい仕上げながら、
苦みも少なめで、なかなか美味しいです。
今までいくつか飲んだ雲南100%のコーヒーは、少し土臭い感じがしましたが、
そんなこともなく、あっさりしていると思いました。
たまたまなのかもしれませんが、ぷっくぅ〜と膨らむぐらい新鮮だったし。

駐在していると非常に困る一時帰国のお土産。
スターバックスなら、ブランド的にもパッケージ的にもウケがよいかも。
オススメです。

ちなみにお値段は、250gで95元。
普通に日本でスターバックスの豆を買うのと同じぐらいでしょうか。
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by paocha08 | 2011-06-09 00:46 | その他
2011上海お茶市場レポート
さて、上海訪問記に戻ります。

今回は定番3つに初訪問1つ、合計4カ所のお茶市場めぐりになりました。
定番は、九星、大寧、そして、天山。

九星は、本帰国以来、3年ぶりになりましたが、相変わらず。
市内のお茶市場には小洒落た店舗が増えていくのに、卸色が色濃く残っています。
なぜか安心するわー。
友達emilin&カズさん行きつけの紫砂壷屋さんで茶壷購入。

さて、初訪問のお茶市場は
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上海帝芙特国際茶文化広場。
1号線の中山北路駅にあります。
ちょっと探していたお茶があって、メーカーのページを見たら、
直営店の住所がここになっていたので行ってみました。
店舗数的には、天山茶城の1階分ぐらいでしょうか。
2008年にできた比較的新しいお茶市場らしいのですが、すでに・・・ガランなエリアも。

目的のお店は発見できず、そのまま1駅隣の大寧国際茶城へ移動。
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ダメもとで岩茶屋さんを覗いたら、新茶あるよ!とのことで、新茶購入。
この時期ならでは、の荒茶もあったので、後先考えずに、これも購入。
※「荒茶」というのは、乾燥が終わった状態で、
枝やよくない葉っぱが混じっており、これを選り分けなくてはいけません。
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大寧はオープンして4年ぐらいだと思いますが、すっかり定着しましたね。
上海の市場って、オープンしたものの・・・というところもかなりあるので、
どうかな、と思っていたのですが。
テナントもほぼ埋まっているようですし。

もう6年近く通っているお茶市場天山茶城は、儲かっているのか、拡大の一途。
隣にあった旅館も店舗になってるし、トイレも減って店舗になったし(爆)、
敷地内にいくつかある建物にはところどころ渡り廊下ができてるし。


お茶市場、去年は圧倒的に青磁が流行だなー、と思いましたが、
今年は、それほど極端な流行は感じず。
茶器としては、景徳鎮で「青花」が増えてきた感じと、鉄瓶専門店が増えた印象です。

お茶としては、圧倒的に紅茶ブームで、どのお店も紅茶、紅茶。
あとは、鳳凰单枞のお店が増えた感じがしましたね。
5年前は、ほとんど緑茶か鉄観音だった上海のお茶市場ですが、
いろんなお茶を飲む人が増えてきたということでしょうか。

それから、前から1市場に1店舗ぐらいはひっそりあったのですが、
珈琲の看板が少し目立つようになっていました。
こちらの話は、また別の機会に。
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by paocha08 | 2011-06-07 23:27 | その他
茶えん会のご報告
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梅雨が嘘のようにいいお天気だった昨日、
シャンユエンは友人の桜田家と、とある公民館の一室でお茶会を開催しました。

お茶でつながった茶縁が、震災からの復興の支援・応援、
そして、大きな輪(円)になりますようにと思いを込めて
名付けた「茶えん会」。

震災から3ヶ月が経って、東京圏在住の私たち自身がようやく落ち着き、
電力も安定しているこの時期を選んでの開催となりました。

最初に冷茶でこの春の「安渓鉄観音」をお飲み頂きました。
続いて、復活や平安の象徴である鳳凰(朱雀)にかけてセレクトした
「鳳凰単枞 蜜蘭香」。
自らも10年以上前の地震で甚大な被害を受け、今回の震災では、
深い関心を寄せ、多くの支援の手を差し伸べてくれた台湾の
「凍頂烏龍」or「蜜香烏龍」。
そして、「浙江龍井」を現地式にグラスで。
最後は、友人桜田家提供の「武夷岩茶 大紅袍」を。

お菓子は、津波で大きな被害を受けた岩手県大船渡の「かもめの玉子」、
仙台の「牛タン煎餅」、それに京都の八つ橋(皮のみバージョン)を用意しました。

BGMは、香港で入手した復興支援のチャリティーCD「为日本加油」で。

お茶席は、余裕がなかったり、部屋が薄暗かったりで、
ほとんど写真がありませんので、以下イメージ写真にて。
(※実際(当日)と異なる場合があります☆笑)

荷物が重たすぎて、お花が準備できずにいたのですが、
なんと友人が思い描いていた色合いのアレンジを差し入れしてくれました。
お気遣い、そして、ほんとうにピッタリのお花、ありがとうございました。
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ご参加頂いた皆様
暑い中、お越し頂き、ほんとうにありがとうございました。
少しでも、美味しい、楽しいと思って頂けましたら幸いです。

お菓子などの実費を除いた参加費と茶葉小袋の売り上げ全額は、
昨晩中に、東日本大震災の義援金として、日本赤十字社に寄付させて頂きました。
こちらもありがとうございました。

久しぶりのお茶会ということもあり、至らぬ点も多々ありましたが、
今回の経験を糧に、美味しいお茶をお出しできるよう精進したいと思います。
また、機会がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。


                            シャンユエン
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by paocha08 | 2011-06-05 20:14 | その他