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醸しました
「醸す(かもす)」

この言葉を知ったのは半年くらい前のこと。
借りてきた某有名漫画にはまったうちのダンナ。

「発酵させてお酒とかお醤油作ること「醸す」って言うんだってー」
「ふーん」

と、興味なく返事をした私。
半年後にリアル「醸し」にハマるとは・・・

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先日のお茶研のお土産で持ち帰った塩麹。
待望の1週間が過ぎて、今週からお弁当作りに大活躍中です。

なくなってしまったら、また1週間待たなくてはいけないので、
常備調味料にするため、早速、麹入手。
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今から仕込むつもりです。

ところで、シャンユエン、実はお茶研で初めて麹を見て、
今回初めて麹を購入しました。
スーパーの冷蔵品売り場で購入したのですが、
こうやって売られているんですね。

袋を見ると、保存期限は2ヶ月ぐらい。
さらに保存したい場合には冷凍保存すると書かれています。

そんな低温でも菌は生きていけるんですね。

ちなみに麹には、乾燥麹という長期保存が可能な
カラカラのものもあるようです。

菌なのに、乾燥してカラカラでも大丈夫なんですね。


普洱茶の熟茶の発酵には様々な菌が関わっていると言われていますが、
環境によって菌が違うからか、詳細なメカニズムがわかっていないのか、
あまり詳しい解説を目にすることはありません。

ただ、普洱茶(熟)の保存に冷凍庫は御法度だと聞いたことがあります。
麹が大丈夫なら、大丈夫な気がしますが・・・?
どうなんでしょうね。

もし冷凍がダメなら、私が札幌に引っ越すと
熟茶全部ダメになるってことですが・・・
(冬場に廊下に置いてたら、余裕で氷点下デス。)

なんだか、冷凍禁止説が疑わしくなってきました。

さすがに微生物学の領域までは追求できないので、
そのうち誰かが解明してくれるのを待ってます。
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by paocha08 | 2011-08-31 21:17 | 黒茶・プーアル茶
デビュー
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大雨から一夜。
雨の予報だった空もなんとか曇り空で保った一日。

シャンユエン、お茶席デビューをいたしました。
この日、増上寺で開かれたお茶会。
お席はこちら。
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煎茶道です。
が、紅茶席担当です。
そして、入れたのは実は白茶です。

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いろんな方から、欧米で白茶が好まれている、
というお話は聞いたことがあったのですが、
それを目の当たりに。

A.C.パークス(A.C.PERCH'S)というデンマークの王室御用達ブランドがあって、
今回淹れたのは、ここのWhite Templeというお茶でした。
白茶にマンゴー、パイナップル、ストロベリーなどなど
9種類ほどのフルーツをブレンドした華やかなお茶。

茶葉の写真がありませんが、見た感じ、ベースは寿眉でしょうか。
ただでさえ淡い味わいの白茶なので、お茶のそのものの味は
・・・当然、わかりませんでした(笑)

でも、フルーツのブレンド具合が絶妙で、
華やかだけど上品なお茶でした。
残念ながら、日本未発売だそうです。

このブランド、私は始めて知ったのですが、HPを見ると
中国茶ベースのお茶のラインナップがかなりあるみたいです。
ちょっと面白いかも。

さてさて、お茶会ですが、初参加ながら、お運び、お点前、受付・・・
といろいろデビューさせて頂きました。

お点前中は、完全に無心・・・になるかと思いきや、
皆様に説明をされる後見の方の中国茶の説明が気になって聞き入りつつ、
かといって、そこまで余裕もないので、サクサクとお点前を進めてしまい、
お水屋よりも圧倒的に早くお茶を淹れ終わってしまうという・・・(爆)
かろうじて、手順は飛ばしてないと思うのですが。

実は中国茶でもこれほどたくさんのお客様の前でお茶入れをしたことがないので、
煎茶道に限らず、シャンユエン、これがほぼお茶淹れデビューだと言えると思います。

・・・が、なによりも。
着物も浴衣も、小学生の盆踊り以来、着たことがないシャンユエン。
昨日は、お茶席だけでなく、浴衣&着付けデビューも同時。
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朝7時に自分で着付けて自宅を出てから、夜7時に帰宅するまで
ちょっとお端折りをひっぱってもらう程度の直しだけで、丸一日。
お茶会よりもなによりも、むしろこっちに驚きと、充実感デス。

今朝はおかしなところに筋肉痛が出てますけど(爆)
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by paocha08 | 2011-08-28 09:18 | その他
発酵三昧
定期的に参加している現代茶席研究会

今回のお題は「発酵」。
烏龍茶は半発酵だ、とか言うときの酸化酵素の発酵ではなくて、微生物発酵。

いつもお茶会のお菓子を引き受けて下さる方が講師だといことで、
勝手に天然酵母のお菓子を想像していた私。
会場のドアを開けたら、なにやらニンニクのパンチのある香りが・・・

正体はこちら、お茶研特製「発酵ランチ(「塩麹」のお土産付き)」。
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試食というには豪華すぎて、ものすごく美味しい研究会(笑)

試食の前にちゃんと、発酵食品とはなんぞやの講義も聞いて、
魔法の調味料「塩麹」を作る実習もして、、、と盛りだくさん。
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基本健康体で、上海駐在も(残念ながら)なんの問題もなく過ごしたシャンユエン。
よくある食品のキャッチフレーズ

「ナチュラル」「体にいい」「体にやさしい」

には、時にムリや不自然さを感じて、かなり抵抗が・・・。

でも、この発酵ランチ、ほんとうに美味しくて、
研究会は、どこかに偏ることなく、
バランスのとれたコメントが出る会だったので、お話も素直に聞いて。
今は、お土産にもらった塩麹が1週間後に完成するのを心待ちにしています。

で、お茶は?という話ですが、
「発酵」にちなんだお茶を4種類。

日本の黒麹発酵茶「山吹撫子」。
日本の後発酵茶「碁石茶」(高知)と「天狗黒茶」(愛媛)。
湖南省の千両茶。

気がついたら、「発酵」の代表格、
雲南のプーアル茶(熟茶)は、出番なく終了。
たぶん意図して出さなかったわけでもないのだと思うのですが、
逆に意図もせずに出ない・・・というマニアックさ。

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(上から碁石茶、天狗黒茶)

日本の後発酵茶2種類は、別名「漬物茶」と言われるお茶で、
樽で漬けて、乳酸菌で発酵させたお茶だそうで。
作り方も漬け物っぽいけれど、お茶も酸味があって、
漬け物をのせたお茶漬けのお湯を飲んでるみたいな(笑)

シャンユエン、実は10年近く前に碁石茶を手にしたことがあります。
たまたま、生産地の高知県大豊町を通りがかって、道の駅(?)で購入。

特に中国茶や日本茶に興味があったわけでもなく、
町の特産品で他のところになさそうだったので、購入しただけ。
そんなことなので、案の定そのまま、戸棚の奥へ、奥へと・・・

ひとつぐらい飲んだ記憶はあるのだけれど、
そのうち引っ越しのタイミングがやってきて、
美味しくもないと思ったからか、そのまま、ポイ。
・・・知らないって恐ろしい。

だから後悔もあって、お茶に詳しくなったここ数年、
味が気になっていたんですよ、ずっと。
思いがけず飲ませて頂き、なにか1つ仕事が片付いた気分デス(笑)

ごちそうさまでした。
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by paocha08 | 2011-08-23 00:32 | 黒茶・プーアル茶
初めての常滑焼
お暑うございます。
関東の皆様は明日の午後までのご辛抱。
その後は雨で猛暑も一段落だそうですので。

さて、今日は急須の話。
中国茶と言えば宜興の紫砂壷(急須)。
宜興で採れる「紫砂」という独特の土で作るのが特徴で、
入れれば入れるほど、お茶が美味しく入り、
茶壷も味わいのある姿になるという、ロマンあるお道具。

ところで、日本には中国茶に使えそうな急須はないのかね?

と思うこと、数年。

結局、宜興の紫砂壷というのは、やはり独特で、それに代わるものは
どうやら存在しないらしい、ということはわかったのだけれど。

急須で有名な常滑焼というのは、鉄分が多く含まれていて(紫砂も鉄分が多いらしい)、
その昔(江戸時代?)、宜興の職人さんが急須作りの技を指導したと言う話。
・・・それで、急に、常滑焼に興味津々のシャンユエン。

でも、常滑って、ザ・日本のお茶の間急須!という形のものがほとんどで、
なかなかお手頃で可愛らしいものがないのですね・・・(がんばって〜)

この間、京都に遊びに行くにあたって、
いろいろとお茶屋さんのHPを見ていたら、
あったのですよ。

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くろまる急須 1890円
近寄ってみると、あまり繊細さはないのだけれど、
お手頃価格だし、お煎茶二人分をおいしく入れるというコンセプトがいいし、
そもそも、180ccという小ささは貴重だし、ということで、即購入しました。

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お安いので、もちろんステンレスの茶漉だけど、
瓢箪の小細工が効いてます(見えますかね?)。

これで中国茶は淹れていないのだけれど、
薄さと蓋のぴったり感、こすれるときの高い音が
少し紫砂壷を思わせる作りです。

ところで、注ぎ口の先についている白いの、
そのまま使うものだと思ってたけれど、
今、説明書見たら、

「輸送中の破損を防ぐためのものですので、取り外してご使用ください」

って・・・おーっ、ごめんよ、ダサイ姿で載せて。


ちなみにくろまる急須は、
宇治の伊藤久右衛門オリジナルです。
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by paocha08 | 2011-08-18 23:58 | 茶具
残暑お見舞い申し上げます
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残暑シーズンに入ってから、ようやく本格的な夏が来た東京。
前半が涼しかっただけに、辛いですね。
皆様、お見舞い申し上げます。

暑いので、お茶は水出しばかりデス。
そのうち、水出し茶葉ベスト3でも発表するかも(爆)

夏が始まった頃から、お茶と茶器が溢れ始めたので、
収納場所をどうにかしないと、と思ってはいるものの、
暑いので、この整理も中途半端。
かえって散らかしてる状態で、早1ヶ月・・・

そんな折、カフェで「断捨離」関連のムック本を読みました。
断捨離できる人か、できない人かのYes/No チャートに

「来客用の食器がある Yes/No」

来客用どころか

「いつかお茶会するときに・・・」
「いつかサロンでも開いたときに・・・」

の妄想茶器やクロス類の小物がある私は・・・一体?!


なんだか暑いので、脱力してとりとめもない日記になりました。
次回はしゃっきりと。
失礼いたしました。
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by paocha08 | 2011-08-16 22:41 | その他
「茶を飲む」の字
日本語学習中のガイジンが書いたみたいなタイトルですが・・・(笑)
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7月は新幹線やら世界水泳やらで話題だった中国ですが
その少し前のこと。
雲南省にある世界遺産麗江古城の一部が火災で焼失したそうです。

麗江古城は、かつて少数民族ナシ族の王都だった場所で、
今でもナシ族が多く暮らす街。
少なくとも800年ぐらいの歴史はあるよう。

ナシ族は、独自の文化を持っているのですが、
その1つが、トンパ文字という象形文字。
現在は観光資源化されているので、
民族の文化として、どれだけ伝承されているのかわかりませんが、
この文字、現役で使用される世界で唯一の象形文字だという説も。

一応その説にリスペクトを込めて、
シャンユエンは個人的名刺にこの文字を使っています。
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子供の落書きではありませんので。
これは「茶を飲む」の字。

麗江は、お茶の産地ではないのですが、
その昔、雲南から四川省やチベットを結ぶ交通の要所として栄えた街。
雲南(南部)で作ったお茶を馬に乗せて運んだ道「茶馬古道」の経由地です。

麗江に旅行に行った当時、お茶を深く知ることに興味がなく、
歴史の知識も皆無だったので、麗江のお茶事情レポートは
全くできません・・・
観光地化されている古城エリアにお茶屋さんが1軒だけあって、
やっぱり普洱茶が壁一面にディスプレイされていたような記憶だけデス。
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by paocha08 | 2011-08-07 10:09 | その他