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単純明快
今日は中秋節。
いわゆるお月見の十五夜。
今年の中秋節は、せっかく満月だと言うのに、
月どころか、台風の大荒れに備える夜になりました。

・・・仕方ない、明日の十六夜に期待しますか。

さて、月見ができないので、昨日参加したセミナーの話でも。
メディアにもよく出ていて、気になっていた日本茶屋さん。

日本茶と言っても、フレーバーティーがメインのお店です。

もともとフレーバーティーに積極的になれないシャンユエン。
今では珍しくなった茶箱がならぶお店のディスプレイ、
そして、とてもこだわりを持っているらしき様子は、、、気になる。

ということで、
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1時間の講演&5種類のお茶の試飲。
4種類はお煎茶(静岡の川根茶)、1種類はほうじ茶がベースで、
5種類のうち4種類は香料を使ったフレーバーティー。
1種類はどうやら香料ではなく、ローズを混ぜたブレンドティー。
いずれも水出しのお茶でした。

話を聞いてみると、お茶をどのように提供したいか、
どこを目指すのか、単純明快なvisionがあって、
そのために余分だと思われるこだわりは、
トコトンそぎ落として、アプローチも単純明快。

これが、外国人男性のお茶ビジネスか・・・と新鮮でした。
そう、フランス人男性がオーナーなんですよ。
たぶんフランス人ならでは、ソムリエならでは、のお茶のとらえ方。

フレーバー緑茶そのものは、ココでもスーパーの陳列棚レベルに並ぶのを見てきたし、
欧米で、必ずしも珍しいお茶ということではないのだと思うけれど、
粗茶(笑)のレベルでなく、ちゃんと煎茶の味を出していて、
お砂糖なしでも飲めるドリンクに仕上げているのが、やっぱりすごいのかも。

いつか日本茶本来の味にたどりつくといい

という、これまた単純明快な目標にはとても共感して、
フレーバーティーを考え直したセミナーでした。


明日は、月見えるかなー。
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by paocha08 | 2012-09-30 20:41 | お茶会・セミナー
お稽古の準備運動
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お茶室に入る前にする準備運動が二つ。

深呼吸と、屈伸、ときどき前屈。

会社から息急き切ってお稽古に到着するシャンユエン。
お茶室を前に閉じた襖は、急いだ人、どこか乱れた人を無言で拒む重い扉。
深呼吸をせずに開けることはできません。

会社ではエコノミークラス症候群になるかと思うくらい
1日デスクに座りっぱなしでPCに向き合うシャンユエン。
足がパンパンで、正座のための準備運動として、屈伸は必須。
足袋代わりの白い靴下を履くときに、ついでに前屈。
誰もいないときは、しっかり床に足のばしてたり・・・

で、先週新たに導入した準備運動

首、肩回して、手首ぶらぶら

・・・茶道はスポーツです、とか言う気は全くありません。
でも、これ、私にはものすごく効くんですよ。

茶道を始めて2年とちょっと。
全く美味しく美しくお茶を点てられなくて、
いつも、申し訳ないなーと思ってました。
(私のお茶を飲む人は、いつもほとんど同じ人だから。
同じお稽古料で、私は美味しいお茶を頂いていて・・・って心苦し過ぎ。)

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それで、おうちで練習してみては、
茶筅の向きや腕の位置をあーでもない、こーでもない、と。

そもそも手首が硬いんだよね、、、
それでも、10年前は明らかにきれいに点ててた記憶があって、
歳のせいで、ますます手首硬いからかなぁ、とか思ってました。

そしたら、なんと!
凝ってた!!

・・・すみません、しょうもない理由で。

でも、長時間のPCワーク、首肩だけじゃなくて、
腕全体、手首まで凝ってますよ、皆様。
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by paocha08 | 2012-09-27 00:04 | その他
シャキっと秋分
やっと、でも急に熱帯夜から解放された東京。
気温は、真夏日&熱帯夜の日々から、ぎりぎり夏日、夜は肌寒い感じに。

・・・よく眠れます。
もう、夏の寝不足大爆発で、眠たくて、眠たくて。
昼間もぼんやり。

ということで、シャキっとするお茶を。
私としては、清香の鉄観音が、そのお茶。
なんせ、夜飲むと、なぜか眠れなくなるからね。
(お抹茶も、エスプレッソも効かないのに。)

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枝ごと落ちてたどんぐりと。

気温25度そこそこ。
涼しい風が吹いて、お茶飲みに心地よい部屋は久しぶり。
鉄観音だけじゃ収まらなくて、私的に勝手に秋を感じるお茶、中焙煎の岩茶へ。


お茶シーズン、到来!



〜茶譜〜
 鉄観音(清香)
 岩茶 黄旦(中火)
 岩茶 八仙(軽火)

〜BGM〜
なぜかBON JOVI
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by paocha08 | 2012-09-22 23:21 | 青茶
憧れて、憧れられた白磁
まだまだ蒸し暑い3連休。
美術館に避難してきました。

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中国茶の皆様にお馴染みの景徳鎮を含む、白磁。

少ない展示ながらも、毎度、歴史的意義とか役割を簡潔明瞭に説明してくれる美術館。
出光美術館。

白磁の始まりは、ガラス器や青銅器の代わりから、ということでした。
ガラス器は、西方から伝わったものだったようで、それを再現したかったよう。
そのうち銀器の代わりとしても、発展。

ふーん、中国が西(のもの)に憧れた時代があったのか。

そして、ガラス器、銀器の代わりに作られた白磁が
いつしか世界の憧れの存在になって、輸出されていく・・・

輸出が盛んになったころ、増えた受注に合わせて、
一部、従来からの土に加えて、混ぜ物の土が使われるように。

・・・ん?
なんかどっかで聞いたことあるような?

現代の宜興の茶壷。
ホンモノか、ニセモノか?
ニセモノに気をつけろ、と言われますが・・・

大量生産用に混ぜ物をしたものをニセモノというなら、
あの国では、それはもう、400年以上も前から行われていることであって、
今さら話題にすることなのか

・・・と、おおらかな気分になってきました(笑)

それはさておき。

いろんな国で、スーパーで売っているレベルの陶磁器を見て、
やっぱり日本や中国は、陶磁器のレベルが高いんだなー、ということを
ひしひしと感じるのですが、この展示を見て、
改めて、中国の品質(当時の)と技術のすごさを感じました。
6〜7世紀にあの薄さと繊細さ。

そして、12世紀頃〜の景徳鎮はやっぱりきれいだなー。


美術館で涼んだあとは、カウントダウン(と思いたい)夏の風物詩を。
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そろそろ終わりのかき氷。
お茶屋さんのかき氷は、蜜なしで、
お抹茶をしっかり楽しめる「大人のかき氷」。

お水で点てて、氷を浮かべる冷抹茶というのがありますが、
これは、お濃茶にふわふわのかき氷を載せたもの。
もし氷が溶けてしまったら、タダのお抹茶ですが(笑)、
新しいお抹茶として、とても楽しいメニューでした。

ということで、3連休2日目終了〜
明日はなにしましょう?


「東洋の白い焼き物 ー純なる世界」 出光美術館 →

「大人のかき氷」
うおがし銘茶 茶・銀座 →
※かき氷は9月中旬ごろまで、だそうです。 
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by paocha08 | 2012-09-16 22:06 | 茶具
煎茶に固形茶
固形茶「と」煎茶

・・・ではありません。
「と」だったら、お茶の歴史を語るエッセイとかで、ありそうですけど。

今日は、「に」。
固形茶 " in " 煎茶 デス。

中国茶界では、固形茶と言えば、
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これ。
特定の形状に固められたプーアル茶など。


先日の煎茶のお稽古。
いつもの通り淹れたら、入ったお茶は出汁でした ∑(゚◇゚ノ)ノ


先生が、

「これ、どう?どう思う?」

「出汁・・・?!」

と、思わず答えた私は、大正解。
袋を見たら、原材料に、「緑茶、固形茶、アミノ酸」と・・・。

抹茶入り煎茶さえも邪道だな、と思っている私なのですが、
邪道かどうかよりも、固形茶って・・・?

ネットでいろいろ見てみても、あまりはっきり書いていないところが多いですが、
総合すると、どうやら、粉茶ベースのなにか、のようです。

緑茶って、明らかに抹茶をまぶしてある粉っぽいものはともかく、
それ以外は、緑茶しか入ってないと思ってたけれど、
見た目わからないのに、いろいろ入ってるのがあるんですね。

日本茶は全く味音痴で、お稽古も2年になろうかというのに
美味しさの基準もさっぱりできていないシャンユエン。

中国茶の評茶員として、せめて、「出汁」は見抜けてよかった・・・(爆)
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by paocha08 | 2012-09-14 01:12 | その他お茶
一粒の贅沢
口にしている量に比して、
あまりお菓子は紹介しないブログですが、今日はお菓子の紹介を。
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白いコロコロ。
北海道を代表するお菓子メーカー、六花亭の「カンパーナふらの」。

期間限定と聞いて、よくわからないまま飛びついた商品ですが、
北海道を訪れるのは年に1回かどうかのシャンユエン家にとって、
かなりのレア物との出会いでした。

ワインの産地としても頑張っている富良野の店舗、カンパーナ六花亭。
その敷地にあるブドウ畑で収穫されたフレッシュなぶどうが
一粒ずつホワイトチョコレートでくるまれています。

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以前、GWに訪れたカンパーナ六花亭。
小高い丘の上の広大な敷地に、開放的な店舗。
丘の麓から店舗までのアプローチはもちろん、ぶどう畑(棚)。
ガラス張りの窓から見渡すのも、全部ぶどう棚。

六花亭と言えば、フリーズドライのイチゴをチョコレートで
コーティングしたものが有名ですが、こちらは完全にフレッシュ。

想像よりも、ずっとたくさんの果汁と甘みが口いっぱいに。
初めて食べた人が、十中八九、

「んんーっ!!」

と、うめくのも楽しい。
ぶどうを一粒ずつ大事に堪能できるお菓子です。

期間限定、店頭販売限定、冷蔵保存で消費期限3ー4日、
・・・と、結構ハードルの高いお菓子。
フレッシュフルーツだと思えば、納得なのですが、
チョコレートだと思うとかなりの限定品。

しかーし、お値段、

まさかの一箱、300円!

さすが、庶民の味方、六花亭(笑)
北海道在住の皆様、是非。

ちなみにお茶は、もちろんフルーティーな鳳凰単枞で。
食べ尽くしてしまう前に、慌てて、淹れましたよ。


カンパーナ六花亭→
(札幌の店舗でも売っています。)
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by paocha08 | 2012-09-11 23:08 | お茶請け・お菓子
高層階で茶腹なひととき
多少秋らしさも垣間見えますが、まだまだ蒸し暑い東京。
家では、もっぱら氷水で、大満足(爆)。

涼しいところで、久しぶりに茶腹なお茶時間を。
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雨の予報もありましたが、お天気も上々。
東京を一望、富士山まで見渡せるラウンジで
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やっぱり、3段!!
でも、暑い中、駅から結構歩いたので、とりあえず
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どーんとアイスティー(飲みかけ失礼!)。
ホテルラウンジですが、ここのアイスティーは、
居酒屋の烏龍茶ですか?サイズ(笑)
(ポットサーブと同じ量・・・?)

紅茶、お煎茶、ハーブティー、コーヒー類とも、
多彩な種類を何杯でも、心ゆくまで。
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3段トレーは、この他にプレーンスコーンがセット。
さらに、プチスイーツ4種類、フィンガーフード4種類が
トレーサービスで好きなだけ。
さらに、マカロン2種も回ってきましたが、これは、好きなだけかどうか?
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茶腹どころか、満腹必至のアフタヌーンティー。

今日は、

セイロンアイスティー
カフェモカ
大和煎茶&レモングラス
ウバ
ニルギリ

・・・と、やっぱり結構飲みましたねー。
前はメニューにあったネパール紅茶、イラムがなくて、ちょっと残念だったけど。

いろんなところで、アフタヌーンティーしたり、お茶してきたけれど、
景色も、サービスもいいし、
やっぱり日本の小麦粉は、美味しいなー、
お水は合うなー、と思うのでした。

海外旅行がどれだけ楽しくても、日本はやっぱりホームなのです。



パークハイアット 東京
 ピークラウンジ →
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by paocha08 | 2012-09-08 22:42 | その他お茶
世界が恋した陶磁器
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ウィーンの王宮には、王宮で使用されたたくさんの食器が展示されています。
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この中国人で、ヨーロッパ各地の王族の心を鷲掴み(?!)のヘレンド。
いや別に、中国人で、というわけじゃなくて、シノワズリなんだけれども。

シノワズリじゃなくて、ホンモノもたくさん。
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そして、景徳鎮に並んで、日本が誇る有田も。
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しかし、物足りなかったのか



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銀縁を付けられましたが・・・(笑)
いや、自分流に取り入れる工夫があったんだな、と思うので、いいんですよ。

有田や景徳鎮の何倍も、何十倍もするヘレンドを初めとするヨーロッパのブランド食器。
ついつい、追い求めてしまいますが、その昔は、日本や中国が世界の憧れだったこと、
最先端の技術を持っていたこと、
日本人として、忘れずに、大切に。



おまけ。
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もはやアルミ食器みたいに見える銀器群・・・
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by paocha08 | 2012-09-04 00:02 | その他