2009年 07月 05日
コーヒーと言えばネスレ
中国コーヒーレポート、続いてます。
雲南コーヒーのところでも少し触れましたが、中国でコーヒー派はまだまだ少数。 猛烈な勢いで進む経済発展、生活の西洋化に伴って、 都市部の余裕のある若者の間には急速に浸透しつつあるようですが、 好きで飲んでいるかと言われると、まだまだ憧れをもって飲んでいる印象です。 ローカルスーパーの飲料コーナーに行ってみれば、お茶が棚の大多数を占め、 次にリプトンの紅茶、リプトンのハーブティーなどが並びます。 わずかなコーヒー棚は、ネスレのインスタントが独占。 外国人の多く住む地域の大型スーパーでは、 輸入物のレギュラーコーヒーも見かけますが、 日本で購入するよりもずっと高価です。 食器調理用品売り場に行っても、ドリッパーなど、 置いていないことがほとんど。 私が上海に移った3年前には、レギュラーコーヒーがあるのに、 店内どこを探してもペーパーフィルターがないという事態も・・・ (どうしろっちゅーねん・・・) ネスレは約20年前に初めてインスタントコーヒーをもって 中国市場に参入し、中国にコーヒーを広めていった会社。 コーヒーと言えば、ネスレ。 コーヒーと言えば、ネスカフェ(←インスタント)。 ネスカフェを飲んでいることが、 ある種のステータスだった時代もあるとか、ないとか。 さて、街ではどうかと言えば・・・ ローカル店でのコーヒーの注文は未だキケンを伴います。 コーヒー文化がインスタントコーヒーからスタートしているせいか、 上海のコーヒーは濃くて苦いのが当たり前。 コーヒーそのものの質も問題ありですが、水の悪い上海にあっては、 水道水独特のにおいと味が混じって、もはや泥のような・・・ことも結構あります。 ネスカフェそのものが出てくることも多いですしね。 ま、ネスカフェなら、 ある意味一定の味が提供されることにはなるのですけどね(爆)。 さて、お次は上海カフェレポートと行きましょー。 (続く) ※写真は大学に隣接した地区にあって、比較的がんばった(笑)カフェ。
by paocha08
| 2009-07-05 18:37
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