2012年 12月 08日
狭い!安い?早い!
今回の香港は披露宴がメインだったので、あまり茶腹にはなってないのですが、
見たモノ、飲んだモノを茶腹旅風に記録しておきます。 まずは茶餐廳。 香港の喫茶店というか食堂というか、なんだろう? パンもご飯も麺も食べられて、お茶もできる、しかも営業時間長めで便利なお店。 特に一人旅組には心強い味方らしいです。 たぶん、香港の人たちにとっても、台所代わりぐらいの勢いで味方。 香港B級グルメが詰まっていると言われる茶餐廳。 定番メニューの1つが香港式ミルクティー。 なんだろ、煮出した紅茶に甘くないコンデンスミルク? テーブルに備え付けられたお砂糖を気の済むまでたっぷりと。 香港を代表する(?)飲み物なので、何軒かで飲んでみたけど ・・・んー、私、あんまり好きじゃないかも。 歯がきしむような紅茶の渋みの後味が。 香港マニアの皆様、スミマセン。 茶芸師としては、うーん、な飲み物です。 同じような濃いめのミルクティーとしては、 台湾や上海で飲んだタピオカミルクティーとか、 マレーシアあたりの東南アジアのテ・タレとか、 あのあたりの方がお茶もミルクも上手に使ってるかなー。 その他、茶餐廳の定番メニューと言えば、 あっかんべ、とバターがはみ出たほんのり温かいメロンパン風のパンとか、 おかず載せでバリエーション膨大な出前一丁とか。 どれも、他の中華圏のどこにもない香港独特の味。 一応、安く気軽にお食事できたりお茶出来たりするのが茶餐廳の売りらしいのだけれど、どうなんだろ? ヨーロッパも含めて、庶民が日常的に立ち寄るお店のお値段としては、普通か、平均年収からすると、ちょっと高いくらいかも? でも、この人口密度と、がちゃがちゃ感、店員さんの素早く、鋭い動き。 この活気というか、落ち着かなさが香港らしい。 もう香港式ミルクティーはいいや、と思っても、 またついつい立ち寄っては、ホンモノの香港式ミルクティーを探すんだろうな。
by paocha08
| 2012-12-08 00:19
| 茶腹旅
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