2008年 06月 21日
茶芸といえば
![]() 中国茶と言えば!のこの図。 どこかで目にされたことがあると思います。 一番下のお盆のように見えるものが茶盤、そして急須、ガラス製ピッチャーのように見える茶海、茶こし(指型の台に載ってます)、それに品茗杯と聞茶杯。 写りきらなかったのですが、これに中国茶用のポット、茶葉を入れるお皿、 茶缶、茶匙類のセット、茶托が加わってフルセットです。 これ、以前もご紹介した青っぽい烏龍茶を入れるセットです。 台湾の烏龍茶、大陸の鉄観音ですね。 茶葉はこちら。 ![]() この道具を使うのは台湾工夫茶と言われる茶芸で、先日ご紹介した聞茶杯(写真一番奥の細長い杯子)で香りを楽しむところが一番の特徴。 熱湯で熱々に入れたお茶のよい香りをゆっくり堪能できます。 日本の中国茶館でもこのセットでお茶を入れてくれるところもあるようですし、上海へのツアーでは茶芸体験などとして、組み込まれていることもあるようですね。 この道具を使った一連の茶芸、一旦は書いてみたのですが、 どうにも面白くない文章になるので、割愛(笑) その代わりにおうちでの鉄観音や台湾烏龍茶の楽しみ方を書かせて頂きます。 お手持ちの急須やティーポットを使って少しでも美味しいお茶を入れましょう〜ということで。 1,お手持ちのポット類、カップ類を熱湯で温めます。 2,温めたポットに8gの茶葉を入れ、沸騰したての熱湯を150cc注ぎ、 すぐに捨てます。 3,続いて再度熱湯を(95℃〜100℃)を150cc注いだら、 フタをして1分蒸らします。 4,温めておいた湯飲みに注いで、どうぞ。 烏龍茶は何煎も出ます。 通常、5〜6煎、上質なものだと10煎以上出ることもありますので、是非何度も入れてください。2煎目は蒸らし時間を短く30秒程度、3煎目からは15秒程度ずつ長く取るのが普通です。 台湾のお茶に対してはあまり経験値が高くないのですが、個人的には、100℃の熱湯よりも90℃ぐらいのお湯の方が甘みが出て美味しく入るような気がしています。 お茶の味は、茶葉の量、お湯の温度、蒸らし時間で驚くほど変わりますので、 何度も入れてご自分の好きな味、探求してみて下さいね。 ■
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by paocha08
| 2008-06-21 17:35
| 青茶
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