2009年 02月 18日
フードペアリング その2
さて、お待ちかね、中国茶のフードペアリング講座第2回目。
(いつから、講座に?) 実のところ、お菓子よりもお茶を純粋に楽しむ中国では、残念ながら、 お菓子があまり洗練されているとは言えず、メインはナッツ、種、フルーツ。 一番洗練されたティータイムといえば、その名の通り「飲茶」。 でも、日本人にとっては、これじゃ、おやつというより、 一食分のご飯ですので、ちょっと違う。 ということで、様々なお菓子が身近な日本。 帰国以来、私、いろいろ試してます。 その中からフードペアリング理論を使った シャンユエンの個人的ベストマッチはこちら。 鉄観音とバニラアイス 岩茶の肉桂と八つ橋 プーアル茶(熟)とチーズケーキ 鉄観音とバニラアイスは香りの一致を使ったペアリング。 鉄観音には、中国茶用語で「奶香(ナイシャン)」と言うミルクの香りがあります。 じゃ、ミルクアイスでいいか、と思って、試したのですが、 どうも牛乳臭ではなかったようで・・・微妙。 是非、バニラアイスでお試しくださいませ。 ちなみに、100均に売ってるスーパーカップ バニラで充分です。 岩茶の肉桂と八つ橋も香りの一致を使ったペアリングです。 肉桂はスパイシーな風味を持つお茶ということなので、ニッキの香りの生八つ橋を。 あの皮だけのやつですよ。(写真のぺろんとしたクリーム色の) もちろん乾燥した(?)八つ橋も合います。 ただし・・・お土産で一番一般的になっているあんこの入った八つ橋は 合いませんのでご注意を。 濃厚でどっしり感のあるプーアル茶には、やはり濃厚なチーズケーキ。 しかも、レアではなく、濃厚なベークドの方が合ってます。 同じカビ系発酵食品だから、合うんだろうか??? おそらく、チーズそのものも合うと思います。 プーアル茶は濃厚でしかも香りを楽しむお茶ではないため、 実は結構様々なお菓子、特に洋菓子との相性がいい感じがしています。 チーズケーキの他にはマカロン。 上海のミスドに一時期あったマカロンは、お値段お手ごろで かなりいい線いってたのですが、なくなっちゃいましたね。 日本でも発売されないかと、楽しみにしてたのに。 写真はラテとペアリングしちゃってますけど。
by paocha08
| 2009-02-18 22:24
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